
正直、タロットのことはよくわかりません。
ですが占星学とタロットは縁があるようで、タロットカード自体に星座や惑星が割り当てられていたりします。
魚座のシーズンとなり、占星学的には「年度末」の雰囲気なわけです。
牡羊座シーズンの「春分」が占星学では実質「スタート」ということのようです。
つまり魚座は締めくくりの星座。
12番目の星座と言うことです。
魚座の惑星は「海王星」
海であったり潜在意識であったり・・・
そのようなものを象徴しているのが魚座です。
そしてタロットカードの12番目は「吊るされた男」

頭に血が上りそうですね・・・
占星学との対応ではやはり魚座や海王星が充てられています。
この絵を見ていて・・・
???
そういえば天橋立の「股のぞき」ってあったなと思いだしまして・・・
逆さに海を観たときに、湾内にある一筋の陸路が天に掛かる橋のようだったり、天に昇る龍だったり・・・
この「吊るされた男」から見れば最初の海の絵はこのように見えるんですね。

心の中の奥の奥
潜在意識にあるものが顕現されゆく様を眺めるようなかんじかなと思いました。
心の海の中の心像が現象化する
それは天から地上に現れることと同じ
陰極まれば陽に転ずる
そういえば最近そんなこと書いていたなと思いだしました。
前回の占星学とアロマです
変化を眺めている・・・・・吊るされた男の心中はそんな感じなのかもしれません。
もしくは、自分の想像の世界を大地に見立てて、地上に創造するという宣言なのかもしれません。
そして次のタロットは13番の「死神」です。

このカードは「再生」の象徴でもあるようで、見た目は死をもたらす死神ですが、変革のための最初の「破壊」の象徴なのかもしれません。
不要となったものを破壊して、新たなものを築き上げるために壊すことは必要なことです。
このカードは占星学的には牡羊座や水瓶座などの星座に土星と火星なども充てられているようです。
終わりと始まりの重なるところ・・・
それが13番目の数字なのかもしれませんね。
そして1番の魔術師へと続いていく・・・

このマジシャンは何を錬金術で生み出そうとしているのでしょうか?
その目指すところは21番目のカード「世界」

最終目的地です。
どんな世界を夢見て、想像して、そして今まで創造のための行動をしてきたのでしょうか?
陰極まれば、無極を経て陽に転化し、陽極まれば、無極を経て陰に転化する
もうすぐ日蝕です。
無極を経て陰は陽に転じ、陽は陰に転じて行きます。
行き詰った現実(陽)は破壊され、極まった想像が現実へと創造される。

静かな心の映像は美しく、現実世界に美しいものを創造します。
ですが、歪んだ心の心像が現実世界に現れたら?
今の現実世界の有様はどうでしょうか?

REQUIEM Suimu(酔夢)の香りに包まれて
「安閑」とした気分で世界を眺めてみてはいかがでしょうか?
心を浄化し魂に身をゆだねる 占星学とアロマ 2月13日~2月19日