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昨日、京都コンサートホール大ホールでした。

台風の影響で、ノートルダム女学院中学校・高等学校オーケストラクラブの演奏が無くなり、合同演奏の合唱もピアノ伴奏になってしまい、ちょっと残念でした。
でも、まあ、ダムオケにそこまで期待していたわけでもなく(ごめんなさい)、ピア伴はダム女大の女声合唱団の伴奏でお馴染みの(?)懐かしい藤井由美先生だったので、不満はありません。

プログラムには載ってませんでしたが、ダム小の合唱団がNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)京都府大会に初出場で金賞を受賞し、今日の近畿大会に出場だそうで、台風がなければ飛び入り参加の予定だったそうです。
聴けなくて残念。


さて、第1部は、ピアノ岡村明日香さんの演奏、ヴァイオリン木下真希さん・ピアノ俣野美帆さんの演奏、フルート中野真理さん・ピアノ水野久美さんの演奏がありました。
皆さんND小中高いずれかの卒業生だそうです。

バイオリンのツィゴイネルワイゼンを生で聴いたのは多分初めてでしたが、すごく難しい曲なのだと改めて知りました。
このコンサートの中では一番価値がある演奏だったかな。

フルートのカルメン幻想曲では、二つの音が同時に出ているとしか思えない超絶技法が面白いですね。


第2部はダムオケがなくなり、生徒3人(部長・副部長)の挨拶がありました。
挨拶なんかいらねーと思ったのですが、この日のために練習してきたという無念さがよく伝わってくる良いスピーチでした。

その後は、合同演奏で160人ぐらいの合唱。
指揮はND高卒だという柴愛さん。
残念ながら合唱向きの指揮ではなく、楽器向きの指揮でした。
あの指揮だと合唱経験者は多分走る(テンポが速くなる)。
ホントはオケ伴奏の予定だったから仕方ないけど、ダイナミクス(強弱)はもう少し出さないといけないのでは?
アヴェ・ヴェルム・コルプスの「サングイネ」なんて、そんなにあっさり歌っていいような意味ではないはずです。
ハレルヤも音量差あまり無しでした。

アンコール(?)は3校の校歌と学歌。
小学校のは初めて聴きました。
中高と大学のは久しぶりに聴いて懐かしかった。


ファミリーコンサートは3年に1度開催するようですが、ファミリーコンサートという名前で中高のオケが出るなら、中高の合唱団や大学の合唱団とか、(あるのかどうか知らないけど)ギタマンとか、音楽系の団体みんなで出演するべきでは?
たとえ人数が少なくても。

また、合同の合唱に教職員がもっと参加すべき。
まさか、高額の参加費を取られたりするのでしょうか?