マネキンの東部にカメラを取り付け、被験者(ヒト)がその映像が見えるメガネをかけると、ヒトはマネキンが「見た」映像を自分が直接「見た」映像だと思うそうです。
このときに、マネキンの体の映像が映ると、マネキンの体を自分の体だと錯覚するらしい。
さらに、その状態でマネキンの腹部とヒトの腹部を同時に触ると、自分の腹部が触られているところは見なくても、自分の腹部が触られていると実感したそうです。
マネキンではなく、別のヒトの映像でも同様らしい。
腹部を触る実験は、マネキンの腹部と同時に、実際に自分の腹部も触られているのだから、触られていると感じるのは当たり前のように思われますが、「マネキンの体を自分の体だと錯覚」しているというところがポイントです。
バーチャルリアリティーやロボット技術に実用化が可能だそうです。
わかりやすい例でいうとバーチャルセックスですね(笑)
自分の動きに合わせて映像が変化するような「すごいアダルトビデオ」が見えるメガネをかけて、「大人のおもちゃのすごいやつ」を下腹部にセットしておけば、自分がセックスしているように感じるわけです。
"If I Were You: Perceptual Illusion of Body Swapping", Valeria I. Petkova, H. Henrik Ehrsson, PLoS ONE, 3(12), e3832 (2008)
doi:10.1371/journal.pone.0003832
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0003832
(PLoS ONE : Public Library of Science One)
身体が交替する錯覚:視覚の交換実験が示すもの
2008年12月 5日 WIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/200812/2008120523.html