環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)という言葉は最近あまり聞かなくなりましたが、その一種と言われているビスフェノールA(BPA)が成人の糖尿病や心臓疾患、肝障害に関係しているとする論文が「Journal of the American Medical Association(JAMA)」に発表されました。

成人の尿に含まれるBPAの量を調べたところ、BPAの量が多い人ほど循環器疾患や糖尿病になるリスクが高いことがわかったそうです。

従来、BPAは女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を示すため、子供の発育や男性の精子数などに悪影響を与えるとされてきました。



なお、BPAを多く含むポリカーボネートなどは哺乳瓶や食料保存容器に使用されていましたが、現在の日本ではほとんど使用されておらず、気にする必要はないと思います。

元論文
"Association of Urinary Bisphenol A Concentration With Medical Disorders and Laboratory Abnormalities in Adults", Iain A. Lang, Tamara S. Galloway, Alan Scarlett, William E. Henley, Michael Depledge, Robert B. Wallace, David Melzer, JAMA., 300(11), 1303-1310 (2008)
doi:10.1001/jama.300.11.1303
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/full/300/11/1303





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