食欲をコントロールする脳細胞がダメになるからだそうです。



年を取るとともに食べ過ぎて太る理由が判明

2008年08月23日17時27分 / 提供:GIGAZINE

ゼーン・アンドリュース博士(モナッシュ大学の生理学部門と神経内分泌学者)がネイチャー誌で発表したところによると、人間の脳の中にある食欲をコントロールする細胞が時間とともに劣化し、結果として飢えを増加させ、私たちが年を取るとともに体重が増える潜在的原因になっているそうです。


アンドリュース博士の研究結果によると、食べた後にフリーラジカル(遊離基)によって食欲を抑える細胞が攻撃されることを発見。この減退作用は炭水化物と砂糖の豊富な食事ではより顕著だったとのこと。


まず、胃が空の場合、それがトリガーとなって「グレリン」というホルモンが「空腹である」と脳に通知することになっており、満腹の場合にはPOMC(プロオピオメラノコルチコトロピン)を生産するニューロンが動き出すそうです。しかしながら体に作成されたフリーラジカルはPOMCニューロンを攻撃するため、このプロセスによってニューロンが必要以上に退化、私たちの飢えがいつ満たされるかに関する判断に影響しているとのこと。フリーラジカルはさらに飢えに関するニューロンを攻撃しようとしますが、これらは分離するタンパク質(UCP2)によって保護されるそうです。

http://news.livedoor.com/article/detail/3790012/

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080823_overeating_as_we_age/



でも、本当に「年を取るとともに食べ過ぎ」ますか?

そういう人もいるだろうけど、普通は食べる量は減りますよね?

日本人とアメリカ人は違うのかなぁ?

もしかしたら、日本の食卓の欧米化と飽食による空腹を知らない子供たちによって、これから年を取るとともに食べ過ぎる現象が現れてくるのかも?


元論文

"UCP2 mediates ghrelin's action on NPY/AgRP neurons by lowering free radicals", Zane B. Andrews, Zhong-Wu Liu, Nicholas Walllingford, Derek M. Erion, Erzsebet Borok, Jeffery M. Friedman, Matthias H. Tschöp, Marya Shanabrough, Gary Cline, Gerald I. Shulman, Anna Coppola, Xiao-Bing Gao, Tamas L. Horvath, Sabrina Diano, Nature, 454, 846-851 (2008)
doi:10.1038/nature07181
http://www.nature.com/nature/journal/v454/n7206/full/nature07181.html