川口で中3少女が父親を刺殺した事件のことはすでに2回書きましたが(1回め 、2回め )、少女の気持ちがまとまった記事になっていたので、紹介しておきます。
「また怒られる…」父親刺殺の15歳少女“破滅願望”
8月16日12時16分配信 産経新聞
「人の顔色を見て生きるのに疲れた…」。父親を刺殺した埼玉県川口市の私立中学3年の長女(15)は犯行動機について固く口を閉ざしてきたが、ここにきてようやく胸の内を語り始めた。勉強や対人関係のストレスを抱えて行き詰まり、家族との心中を考えていたという長女。成績の低下を知られれば親に怒られる。親も自分も嫌な気分になる。そうなる前に一家無理心中を-と考えた長女。短絡的なのか、弱すぎるのか、事件を引き起こしたのは長女の「破滅願望」だった。
「人からどう見られているのか、とても気になる性格」
取り調べで長女は、こう自己分析をしてみせた。
「人の目が気になる性格」とは、「他人からよく見られたい」という願望が強いということだろう。長女は実際、親からよく思われたいと自分を縛り続け、それが不可能になったときに暴発したのだ。
「成績を知られれば(また)怒られる…」
事件が起きた1月19日には保護者会が予定されていた。成績の低下を両親に知られるのは必至だった。
このとき長女の心を支配したのは、両親から叱責を受ける「恐怖」であり、それを避けるための自暴自棄のような「破滅願望」だったようだ。
「成績が分かって怒られれば、両親も自分も嫌な気持ちになる。その前に、家族全員を殺して、自分も死のう」
事件後、長女の部屋からはミステリー小説など10数冊が押収された。一部には猟奇的な殺人シーンがあるものもあったが、県警は事件との関連性を明確に否定した。
「人の顔色を見て、人に合わせて嫌われないように生きるのに疲れてしまった。(これ以上生きるのは)耐えられないと思った」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080816-00000912-san-soci
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/170330
以上、かなり省略していますので、興味のある方は上のリンク先をご覧ください。
2006年に奈良の田原本で起こった高1生の放火殺人の動機も似たようなものだったと思いますが、田原本の方では心中するつもりは無かったようなので、川口の中3少女の方が精神的に弱かったのかもしれません。