使い捨てないカイロの実験に使った酢酸ナトリウムの水溶液をビーカーに入れて、シャーレでフタをしておきました。
1年以上ずっと液体のままで結晶化していなかったのですが、気がついてみたら、ビーカーの外側とシャーレが結晶まみれになってました。
最初は知らないうちにこぼしたのかと思ったのですが、これは「お塩の山登り」現象かもしれません。
食塩水をコップに入れておいたら、いつの間にか元々の水面よりずっと上に食塩の結晶が付いていることがあります。
場合によっては、コップの外側に付いていることも。
これは、食塩水が濃縮されて析出した結晶の隙間によって、食塩水が毛管現象(毛細管現象)で上昇していくことが原因のようです(「ぬれ」も関係あると思います)。
お塩の山登り―毛管現象をやさしく科学する (小学生のおもしろ自由研究)
小中学生の夏休みの自由研究のネタ使えるかも?
酢酸ナトリウム三水和物は過冷却(あるいは過飽和)状態になりやすく、融点(58℃)以下でも比較的安定に液体状態が続きます。
何か刺激を与えると、一気に固化(凝固)して、凝固熱を発生します。
一気に凝固したなら、「お塩の山登り」は起きないと思いますので、少しずつ結晶が析出したのだと思います。
このビーカーの外側の結晶がなんなのか、調べるためにとっておけばよかったかも?
(洗ってしまいました。ちなみに、水で洗ったとき、吸熱反応が起こり、冷たくなりました。)
酢酸ナトリウム水溶液はアルカリ性だし、酢酸と混ぜて緩衝液(緩衝溶液)を作れるし、酢酸ナトリウムだけでも結構遊べるかも?
使い捨てないカイロ
