エンリコ・フェルミ(Enrico Fermi)といえば、物理や物性化学を勉強した人にはおなじみの物理学者(1938年ノーベル賞)ですが、「フェルミ推定」とは、そのフェルミさんが好んでいた「つかみどころのない物理量を短時間で概算すること」のようです。
フェルミ教授は学生や友人に対して「カラスは止まらずにどれくらい飛べるか」、「砂浜に砂は何粒くらいあるか」というような秀才たちが答えにくい質問をしていたという。
(「ある女子大教授の つぶやき | フェルミ推定
」より引用)
「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」というのが、一番有名な問題らしいです。
このような問題がアメリカのMicroSoftやGoogleの他、日本の企業の入社試験でも出されているそうで、本が結構売れているようです。
「頭のよさ」には「物知り」、「機転が利く」、「地頭がいい」の3種類があって、「地頭力」=「考える力(思考力)」や数に関する感覚をみるのにはいい問題なのかもしれません。
地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力である。すなわち「結論から」考える仮説思考力、「全体から」考えるフレームワーク思考力、「単純に」考える抽象化思考力だ。この3つの思考力は鍛えることができるものであり、地頭力を鍛える強力なツールとなるのが「フェルミ推定」である。
(下記の本の「内容紹介」から引用)
細谷 功
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
ウィリアム パウンドストーン
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?