アメーバニュース(アメニュー)に次のような記事が出ていました。
結論から書くと、大間違いです。
「ペットボトルに熱湯は禁物」という研究結果が話題
「ペットボトルを熱湯で洗うと、人体に有害な成分が溶出する」という研究結果が書かれ¥た記事が、ネット上で話題となっている..........≪続きを読む≫
消毒の為にペットボトルを熱湯で洗うと有害な環境ホルモンの一種と言われているビスフェノールA(BPA)が溶け出すとのこと。
へぇ~、ペットボトルにもビスフェノールとか使われているんだ~と思ったのですが・・・
元論文は
"Bisphenol A is released from polycarbonate drinking bottles and mimics the neurotoxic actions of estrogen in developing cerebellar neurons," Hoa H. Lea, Emily M. Carlsona, Jason P. Chuaa, Scott M. Belcher, Toxicology Letters, 176(2), 149-156 (2008)
http://dx.doi.org/10.1016/j.toxlet.2007.11.001
だと思われますが、「polycarbonate」(ポリカーボネート)と書かれており、「PET」(ペット:ポリエチレンテレフタラート)ではありません。
ポリカーボネートはCDの材質として有名ですが、哺乳瓶や水筒などに使われていることがあり、ポリカーボネート製(およびエポキシ樹脂製)の食品容器については気をつけた方がいいという話で、ペットボトルの話ではありません。
(最近は哺乳瓶の材質も大抵はBPA溶出の恐れがないポリプロピレンになってますし、通常使用の範囲におけるBPAなら害は無いとされているようです。)
誤った情報がネットで広まった基になったのは韓国の新聞・中央日報の記事のようです。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=95835&servcode=400§code=400
ハングルで書かれた中央日報の元記事の時点で間違っていたのか、日本語に翻訳した時点で間違ったのかは不明ですが。