幼稚園、小学校、中学校の新しい学習指導要領が公示されました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/index.htm
(高校はまだです)
幼稚園は平成21年度から、小学校は平成23年度から、中学校は平成24年度から全面実施。ただし、平成21年度から理数教育を中心に前倒しして実施。
主な変更点
・授業時間数の増加(小1,2で週2時間、小3~中3で週1時間)
・小5,6で「外国語活動」が追加
・「総合的な学習の時間」の時間減少
・小学「算数」で円周率が3.14に。台形の面積を扱う。
・中1、中2の「保健体育」で武道、ダンス必修化。
・中学「英語」の語数を900程度から1200程度に増加。
数学と理科については、少し細かくみてみます。
中学数学の追加事項(漏れがあるかも)
・二次方程式の解の公式
・資料の活用がたくさん入ってくる
ヒストグラム 平均値 中央値 最頻値 相対度数 範囲 階級 標本調査 全数調査など
小学校理科の変更点
・3分野(領域)に分けられていたものが2分野(領域)に統合された。
(3分野(領域) 生物とその環境、物質とエネルギー、地球と宇宙)
(2分野(領域) 物質・エネルギー、生命・地球)
・選択がなくなった。
現行の学習指導要領では以下の選択があった。
1.生命の誕生で「魚」か「人」か
2.ふりこで「周期」か「運動量(運動エネルギー)」か
3.土地で「火山」か「地震」か
中学理科の追加事項(漏れや間違いがあるかも)
・第1分野
(物理)
水圧と浮力
直流と交流の違い
電力量、熱量
力の合成と分解
放射線の性質と利用
(化学)
質量パーセント濃度
周期表
原子の成り立ち(電子、陽子、中性子)
イオン
pH
・第2分野
(生物)
シダ植物、コケ植物
無脊椎動物(節足動物、軟体動物)
生物の変遷と進化
遺伝の規則性と遺伝子(分離の法則、DNA)
(地学)
断層,褶曲
日本の気象(気団、海洋の影響)
理科はだいぶ内容が増えたようです(というか、昔に戻った)。
高校の内容ががどうなるのかが気になりますが、トータル(理科のI、IIの科目を両方学んだ状態)ではあまり変わらないでしょう。
だから、現行の課程で学んだ生徒さんもあまり気にしなくていいですよ。
教育基本法が変わった時点で、「愛国心」が入ってくるのは当然の流れ。
でも、「新たな文言が突然加わった」というのは恐いです。
↓
文科省、新指導要領に「愛国心養成」を追加
3月28日5時5分配信 読売新聞
文部科学省は、約3年の改定作業を経てまとめた小中学校の新学習指導要領を28日付官報で告示する。
先月15日公表の改定案と比べ、「我が国と郷土を愛し」といった記述が追加されたほか、「君が代」についても「歌えるよう指導する」と明記されるなど、「愛国心」の養成をうたった改正教育基本法を色濃く反映する形となった。
これらの修正点は、文科相の諮問機関「中央教育審議会」の審議を経ないまま盛り込まれており、なぜ新たな文言が突然加わったのか議論を呼ぶのは必至だ。
(略)
文科省は「修正は中教審の答申の枠の中で行っており、批判を受けるとは考えていない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000078-yom-soci