なんと、あの「Science(サイエンス)」に載ったらしいですが・・・



新発見!お金でホントに幸せが買える
2008年03月22日17時13分

新華社ワシントン(米国):「お金で幸せは買えない」とよく言われる。しかし最新の研究により、お金で幸せが買えることが明らかになってきた。
この研究は、21日に出版されたアメリカの週刊誌「サイエンス」に掲載されている。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学とアメリカのハーバード大学の研究者が、次の3つの実験を行い、明らかにした。
1.約630人のアメリカ人を対象に、自分か他人のためのお金を使った後、幸福指数を5段階評価してもらった。結果は、他人にお金を使った人の方が得点が高かった。
2.ボストンのある企業の従業員16人を対象に、3000-8000ドル(約30万-80万円)のボーナスを得た後、それをどのように使うかを調査した。その結果、「他の人に何か買ってあげた」または「慈善事業に寄付した」人の方が、自分のために使った人に比べ、幸福指数が高かった。
3.バンクーバーの大学生を「お金を自分のために使うグループ」と「他の人のために使うグループ」とに分け、それぞれ5-20ドル(約500-2000円)の「お小遣い」をあげて比較した。その結果、後者のグループの方がより幸福感を感じていた。
いずれの実験からも、他人のためにお金を使ったほうが、より幸せを感じていたようだ。アメリカ国立衛生研究所の研究グループは、「プレゼントをもらう時よりも、プレゼントをする時の方が、大脳がより興奮するようだ」と話している。
http://news.livedoor.com/article/detail/3564864/




あまり適切な見出しではありません。

元論文はこちら。


"Spending Money on Others Promotes Happiness," Elizabeth W. Dunn, Lara B. Aknin, Michael I. Norton, Science, 319, 1687 - 1688 (2008)

http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/319/5870/1687


日本語による報道関係者向け要約

与えることが大きな幸せに ‘Tis Better to Give

新しい研究によれば、われわれは、自分に金を投資するよりも他人に投資する方が幸せを感じるという。金を多く持っていれば、幸福感が増すと考えがちである。しかし、先進国ではここ数十年、実質的な所得(購買力に応じて調整される所得)が急増しているにもかかわらず、幸福感はおおむね横ばいであることが、複数の研究から示されている。では、われわれは自分の可処分所得をどのように使えば、大きな幸福感を得られるのであろうか。(以下略)

http://www.sciencemag.jp/highlights.cgi#423




「他人のためにお金を使うと幸せになる」ということで、「お金で幸せが買える」というのとはちょっと違います。

他人のために何かをすると、幸福感が得られるということでしょう。


でも、まぁ、「お金さえあれば何でも手に入る」は明らかに間違いですが、「お金で幸せは買える」はこの研究を見るまでもなく正しいと思います。

ただし、その買える幸せな状態を「幸せ」と感じるかどうかは人それぞれ。

「幸せはなるものではなく、感じるもの」と書いておられた方がいらっしゃいましたが、その通りだと思います。