メタミドホス、ジクロルボス に続いて、新たな毒物が見つかりました。



「天洋食品」餃子の袋から猛毒パラチオンも検出
2月20日21時44分配信 読売新聞
 日本生活協同組合連合会(日生協)は20日、中国・天洋食品で製造され、みやぎ生協(宮城県)が回収した「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」の袋から、高濃度の「ジクロルボス」とともに、同じ有機リン系殺虫剤で微量の「パラチオン」を検出したと発表した。
 パラチオンは、毒性の強さから日本では農薬使用が禁止され、厳重に取り扱う「特定毒物」に指定されている。いずれも袋から検出されたことから残留農薬の可能性は低いとみられる。

 検出量は、ジクロルボスが180ppm、パラチオンが1・6ppm。パラチオンと組成が一部異なるパラチオンメチルも1・1ppm検出された。日生協によると、検出された商品は、昨年6月3日に製造された。10月に購入者から「薬品のような味がした」と苦情があり、輸入元のジェイティフーズの親会社・日本たばこ産業が袋を検査し、トルエンなどを検出。有機リン系殺虫剤の検査は行っていなかったため、改めて日生協が調べていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080220-00000054-yom-soci


中国カツから殺虫剤「ホレート」=自主回収指示-山東省の食品会社製造・横浜市
2月21日1時1分配信 時事通信

 神奈川、静岡、山梨各県の計6生協でつくる生活協同組合連合会ユーコープ事業連合(横浜市)が販売している中国製冷凍食品「レンジDEロールソースかつ アスパラ入り」から有機リン系殺虫剤「ホレート」が検出されたことが20日、分かった。メタミドホスより毒性が強く、横浜市は「健康に悪影響を及ぼす可能性がある」として、ユーコープに製品の自主回収を指示した。
 山東省の「山東仁木食品」の製品。同市は「天洋食品(中国河北省)製の手作り餃子から検出されたメタミドホスと同程度の被害を及ぼす有機リン系物質が検出された」としている。
 宅配のみで販売されており、ユーコープは同日午後から自主回収を開始。これまでのところ健康被害の報告はないという。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080221-00000003-jij-soci




特定の商品(ギョウザ)から特定の毒物(メタミドホス)が検出されただけなら、被害に遭われた方はお気の毒でした が、日本国内産の商品でも起こり得る事件なのではないかと思います。


しかし、こういろいろ出てくると、さすがに中国産は信じられなくなってきます。


でも、他の国からの輸入品についてはあまり詳しくは調べられていないのではないでしょうか?

全部検査するなんて、ほぼ不可能ですから。

ppmオーダーの毒物なら、他の国の食品や、国産の食品でも検出される可能性はあるのでは?

それが嫌なら、「美味しんぼ」の海原雄山のように、信頼できる人が作った信頼できる食品だけを食べるしかなくなってしまい、とんでもなく高価な食事になってしまうでしょう。




ちなみに、パラチオンとちょっと似た名前で、20年ぐらい前に連続殺人事件や農薬自殺等で問題になった除草剤はパラコート(メチルビオロゲン)です。



参考


物質名:パラチオン(parathion)
O,O-ジエチル O-(4-ニトロフェニル)ホスホロチオアート
分子式:C10H14NO5PS
分子量:291.26
CAS登録番号:56-38-2
構造式


パラチオン




物質名:パラチオンメチル(parathion methyl)
O,O-ジメチル O-(4-ニトロフェニル)ホスホロチオアート
分子式:C8H10NO5PS
分子量:263.21

CAS登録番号:298-00-0
構造式


パラチオンメチル



物質名:ホレート(Phorate)
O,O-ジエチル-S-エチルチオメチル-ジチオフォスフォネート
分子量:260. 4
CAS登録番号:298-02-2
構造式


ホレート


            ↑

すみません。構造式が間違ってました。

ホレートの 中心P原子の右 は O ではなく、 S です。

数日中に直します(忘れたらすみません。)