確かに「頑張れば夢がかなう」というのは「幻想」かもしれないけど、それをいっちゃあおしまいよ。

頑張る人が居なくなっちゃうよ。


もっとも、僕も去年の卒業文集へのコメントに「ひとりで頑張りすぎないで、困ったら人に頼ろう。」的なことを書いたのではあったけれど。




「頑張れば夢かなうは幻想、傲慢」 山田太一発言ネットで大反響
2月17日18時45分配信 J-CASTニュース

 「頑張れば夢はかなう」とは良く聞く言葉だが、脚本家で作家の山田太一さんが雑誌のインタビューで「(これは)傲慢だと思っている」「頑張れば何でもできると思うのは幻想だ」などと発言したことが大反響を呼んでいる。インターネット上でも「その通り」という意見から「頑張らなければそこでおしまいだ」という意見まで様々だ。

■「前向きに生きるには、可能性のよき断念こそ必要」

 山田太一さんのインタビューが掲載されたのは2008年2月19日号の『日経ビジネス アソシエ』。「あれもこれもやろうとしているビジネスパーソン」にむけたメッセージとして、山田さんは記事の冒頭で、

  「『あきらめるな』とよく言います。だから誰でもあきらめさえしなければ夢がかなうような気がしてきますが、そんなことはあまりない。頑張れば何でもできると思うのは幻想だと僕は思う。成功した人にインタビューするからそうなるのであって、失敗者には誰もインタビューしないじゃないですか」

と述べている。さらに、「人間は、生れ落ちた時からものすごく不平等なんです」として、国籍や容姿を選べないことなどを挙げて、「限界だらけで僕らは生きている」と指摘。

  「そんなにうまくいかないのが普通なんです。その普通がいいんだと思わなければ、挫折感ばかり抱えて心を病んでしまう」

と説いている。そこで、山田さんは

  「僕は一握りの成功者が『頑張れば夢はかなう』と言うのは傲慢だと思っています。多くの人が前向きに生きるには、可能性のよき断念こそ必要ではないでしょうか」

と主張しているのである。その後、山田さんはインタビューのなかで、「自己限定」を貫く生き方について語っている。

 この山田さんの主張は、インターネット上でも大きな反響を呼んだ。

 はてなブックマークでは、同誌発売後、このインタビューをめぐって150件以上のブックマークが付けられ、「成功者は皆努力している」「夢がかなうと言うのは幻想、と、おれも思う。努力と夢は別問題」「でも夢が未来への原動力なんだよね」と様々なコメントが寄せられた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080217-00000001-jct-soci




成功者の陰に失敗者が居るのは確か。

頑張れば出来るというものでもない。

頑張ったのに失敗した場合の切り替えも必要。


しかし、山田太一さんも「成功した人」のひとりだろうから、なんか気に食わないなぁ。



日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 2/19号 [雑誌]
山田 太一
早春スケッチブック〈上巻〉 (新風舎文庫)
山田 太一
ふぞろいの林檎たち (新潮文庫)



山田 太一(やまだ たいち、1934年6月6日 - )は、日本の男性脚本家、小説家。本名は石坂 太一(いしざか たいち)。東京都台東区浅草出身。戦後放送史を代表する脚本家のひとりである。神奈川県立小田原高等学校を経て、1958年早稲田大学教育学部国語国文学科を卒業。(Wikipediaより)