ヤバイです。
小麦の先物価格が最高値を更新…シカゴ商品取引所
2月9日13時26分配信 読売新聞
8日のシカゴ商品取引所で、小麦の先物の3月渡し価格の終値が、前日比0・30ドル高の1ブッシェル(約27キロ・グラム)=10・93ドルと過去最高値を更新した。
米農務省が同日発表した小麦在庫の推計値が約60年ぶりの低水準となり、市場で需給の逼迫(ひっぱく)感が広がり、買いが優勢となった。世界的な小麦の不作が背景にある。
様々な食品の材料となる小麦の多くを輸入に頼る日本でも、製品の値上がりが懸念される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080209-00000026-yom-bus_all
こんな記事を見てもどんな風に値上がりしているのかわからないので、チャートの画像を載せてみました。
シカゴ小麦の価格の月足(98/3/2~08/02/08)です。
(クリックで拡大)
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/frame.htm
より
2005年まで大きな変動がなかったのが不思議。
2002年末、2003年末の変動は、当時としては大きな変動でしょうが、今回の急上昇に比べると、たいしたことないような。
2007年の5月ぐらいから値段が急上昇し始め、現在、2007年の5月の価格の約2倍になってしまっています。
この値上がりスピードは異常です。
ヤバイです。
異常気象で穀物全体の収穫量が減ったのと、バイオエタノールへのトウモロコシ利用のため、家畜飼料がトウモロコシから小麦に移行しているのが高騰の原因らしい。
もう、肉を食べるの止めたほうがいいかも。
この前、パンやカップラーメンが値上がりしたばかり。
4月以降小麦の30%値上げはすでに確定的だったのですが(下記事参照)、更なる値上げは避けられそうもありません。
小麦、4月に30%値上げ 農水省方針
2月3日8時28分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
農林水産省は2日、政府が製粉会社へ売り渡す輸入小麦の価格について、今年4月から30%程度の大幅引き上げに踏み切る方針を固めた。今週中にも正式発表する。昨年4月の1・3%、同10月の10%の引き上げに続く措置となる。
売り渡し価格の引き上げを見込み、「カップヌードル」などが主力の日清食品が再値上げを検討。めん類やパンの値段がさらに上がることが予想される。
日本は国内の小麦需要の9割弱を輸入に依存。昨年4月に国際相場に連動して売り渡し価格を決める新しい方式を導入し、24年ぶりに値上げした。小麦相場はその後も最高値圏での取引が続いているため、政府が買い取る価格に補助金などを加えると1トン当たり7万円を超え、その価格に相当するまでの「大幅値上げが避けられない」(農水省幹部)という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080203-00000004-fsi-bus_all
ちなみに、農家の保護を目的として、小麦は国が一括して輸入し、それを製粉会社に販売しているのだそうです。
2007年4月までは「標準売渡制度」で、年1回値段が決められていたのですが、2007年4月から相場連動性の価格決定方法に変更されました。
これによって、価格の見直しは年2回になっています。
詳細はhttp://www.business-i.jp/news/for-page/naruhodo/200709070003o.nwc などをご覧ください。