いわゆる「京都議定書」による二酸化炭素(CO2)排出量削減目標達成のために、CO2の排出権取引というものがある。
CO2排出量が多い国や企業が、CO2排出量が少ない国や企業にお金を払ってCO2を排出する権利を買うことだ。
この排出権取引に、個人投資家が加わることができるようになった。
排出権取引の小口売買 信託銀行が参入
1月12日13時55分配信 J-CASTニュース
二酸化炭素(CO2)などの排出量を削減するための排出権取引。EUでは排出権取引市場があって、企業間の売買や地球温暖化の防止に関心の高い個人投資家をも巻き込んで取引されているが、日本ではEUのような取引所は存在しない。そうした中で、三菱UFJ信託銀行は排出権信託の「小口化」を実現、2007年12月25日から排出権商品(受益権証書)の販売を始めた。
三菱UFJ信託銀行が販売(募集)している排出権信託は、三菱商事が韓国でのフロン回収による温室効果ガスの削減事業で得た5万トン分の現物排出権に設定した。この現物排出権の管理・処分を三菱UFJ信託が行い、その権利を小口化して販売する。販売価格は1トンあたり3500~4000円になる。
(略)
セブン&アイホールディングス(HD)は08年1月8日、イトーヨーカ堂やセブン‐イレブンなどのグループ約1500店舗で販売する携帯用エコバックで得た収益から1枚あたり5円を温室効果ガスの排出権の取得に活用し、それを環境省に寄附する取り組みを始めると発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080112-00000000-jct-bus_all
こういうのでお金儲けをしようというのは、あまり気分がよくないけどな。
2008年中に100万トンの排出権が販売されるらしい。
35~40億円か。
日本のCO2排出量は年間13億トンぐらいで、その1300分の1ぐらいだけど。
記事によると、
EUでは個人投資家でも排出権を売買するほどだが「日本ではまだそこまで行っていませんし、小口化したとはいえ、投資商品とはいえません」という。排出権の購入を希望する企業も、自社が努力したうえで、なお目標達成がむずかしいときに購入するので、「おそらく、どの企業も期限(2013年6月末)まで持ち切ることになると思います」とみている。
とのこと。
期限間近になれば値上げはほぼ間違いない。
画期的な技術が開発されるとかで、価値がなくなるリスクも若干あるし、どのぐらい値上がりするかは全く読めませんが。
5年後を見越して、今のうちに買っておきますか?