少し前の「美味しんぼ」(ビッグコミック・スピリッツ)で紹介されていた本です。
食品添加物のトップセールスマンだった著者の安倍司さんは、ある日、自分が開発したミートボールを食べようとした自分の娘の姿を見て、食べるのを止めさせます。そのミートボールは肉とは呼べないようなものの寄せ集めで作られていたのです。自分の娘に食べさせることが出来ないような製品を作っていいものか、悩んだ安部司さんは、次の日に会社を辞めたそうです。
食品添加物の危険性について書かれた本なのですが、危険性は最小限しか書かれていないと言っても良いかもしれません。食品添加物を完全に排除するのがほとんど不可能な現在において、どうすればよいかというヒントが書かれています。
食品添加物によって食べ物を大切にしなくなった(「食卓の乱れ」)。食べ物の有難さがわからなくなり、それが「社会の乱れ」を招いているというのは、確かにその通りだと思います。
簡単にまとめてしまうと、「原材料名を見て、出来るだけ添加物の少ないものを買おう」という当たり前の結論なのですが、文章が上手く、化学物質名は最小限しか出てこないので、非常に読みやすいです。
- 安部 司
- 食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
美味しんぼ最新刊
(安部司さんの本は出てきません。載るのは101巻か102巻でしょう。)
- 雁屋 哲, 花咲 アキラ
- 美味しんぼ 100 (100) (ビッグコミックス)
2/29発売の101巻に載るようです。
- 雁屋 哲, 花咲 アキラ
- 美味しんぼ 101 (101) (ビッグコミックス)