指導テストがメインエベント。
前日までに指導テスト関連資料含めテキストを悉く送り返してしまい、級友から前夜に貸してもらい(彼女はテストテーマが違う)死ぬ気で暗記。貸してもらうとはかくもモチベーションが上がるものなのか、フムフム。と分析する私。

指導テストは一個すっ飛ばしたものの無事終了。講師からコメントが書き込まれた紙を渡されました。

声…すんごい柔らかく穏やかながら、エネルギーが非常に強い。

その他…もう少しハンドアジャストがあるとよい。
貴女には不思議な雰囲気があるから、クラスにエネルギーをもたらすことができるでしょう。

と、現実と幻想が混じったコメント。占いみたい。

隣の元軍人のコメントをチラ見したところ、
声:ラブリー
と書かれていて笑ってしまいそうになりました。強烈な一言めのあまり、続くコメントは読めず。
確かにラブリー。私としては彼こそ穏やか声なのですが、彼は私の声がソフトだソフトだ云い続けていたので文化の差なのかも。

そして、最後にクラスの感想を発話しあう時間。ある女子が一人一人にコメントをしたのですが、私は
「静かで穏やかながら喰えない。予測不能」
私、単純なんですけどねー。ま、そういう風に見えたというのは興味深い。

遡ること2日。級友宅に向かう車内で級友♂1が
「何であんなに皆、感情を吐露して涙するのか?と、♂2と話していた。俺たちは♂として教育されたから、あんな風には泣かないよなー。と」

「あー、ほんじゃきっと私も泣かないほうだわ。嬉しいとか悲しいとかでギャンギャン泣くけど、過去の自分だの締め切った自己があって苦しいとか多分ないもの。大体すぐに口に出してしまうしさ。
みんな、よっぽど我慢してるんだなって、このクラス受けて初めて知ったわ。
親の期待だの云う事なんて嫌なら聞き流していたから、親の期待が重くて…って泣き出された時は正直、涙とどう関係がある話なのかわからなかったわ」

「(爆笑)…うらやましい性格だね。じゃ、泣かない組は1人追加ね」

この一件で多分私は「女子」から「チン棒の無い女子」になってしまった筈。

聞き流し過ぎた故か、私が覚えている親の言葉は
「牛乳残すな」
「内股厳禁」
「猫背厳禁」

「勉強しろ」は、言っても勉強しないから云うの止めたらしいです(親談) 。私、聞き流していたようです。云われたことすら覚えてません
勉強しなかったのではなく、気が向いたら勉強していたから。親は私の気が向かない時(勉強していない時)に「勉強しろ」って云うわけですから、そりゃ聞き流すでしょう。

てことは、上記3項目のみ言いつけを守るから親は言い続けたのかもしれない。もしや最終的に我が親は3つしか云っていなかったのかしら…⁉

美点を挙げるならば、
牛乳を残さない・内股じゃない・猫背じゃない、という親の期待は実りを結び、36歳の今もキッチリ守られています。

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ラブリー声の持主