トロントの牧師、忙しくも楽しい週末を過ごす | トロントのお散歩

トロントのお散歩

カナダ・トロント在住、キリスト教会の牧師が、普段のトロントでの生活や、考えていることを書き綴ります。

金曜日の朝6時半、友人をトロント・ピアソン空港で迎えた。


久しぶりに会う友は、今週私の教会で説教をしてもらうことになっている。






我が家で一緒に朝食を取り、外出して彼の用事を済ます。



今週末は、彼に礼拝説教をしてもらうので、その説教原稿の翻訳やパワーポイントの準備などの最終確認をする。


夜遅くにやっと準備が終わるが、土曜の朝は5時に起きて、私が担当する聖書クラスの準備に取り掛かることになる。今週は自分の担当だということを失念していた…





土曜日の礼拝は友の説教、私の通訳で、祝福のうちに終わったが、昼食後は午後のプログラムが夕方まで行われる。

 

 

今日はリタイアメントホームへの訪問があったのだが、施設内で風邪が流行っているとのことでキャンセルとなった。

 

 

その結果、若者たちが教会堂でギターの伴奏と共に讃美歌を楽しく歌っていた。彼らのパワーに圧倒されつつ、自分は年を取ったなぁと実感してしまう。


それから夜は教会の中心メンバーの方々と一緒に、友人を囲んで皆で中華レストランでのお食事となった。


コンジークイーンというトロントの中華のチェーン店だが、私の家の近くのお店は美味しいと皆から言われていた。





チェーン店なのに店によって味が違うという。そんなことがありえるのか?と思うのだが、まさしくシェフの匙加減一つらしい。でも確かに美味しい。


ただ、こんな大量の料理を食べきれるわけがなかろう、というほどの量が運ばれてくる。

 

 

誰が注文したのか、写真よりさらに3皿ほど追加されて、テーブルに乗り切らないことが判明する。

 

 

 

 

そして残り物は何故か「牧師夫婦が持って帰って良いですよ」との優しいお言葉がかかるが、到底持って帰れない量の料理にビビった妻が「私たちは大丈夫ですから皆さんで~」と慌てて声をかけていた。




(手前と右奥のテーブルで20名程集まった)

そろそろ帰る時間かと思いきや、二次会があるとのこと。

ある教会員の家で集まって楽しい交わりをすることになる。

 

 

友を中心に夜中近くまでの交わりの時間だ。お酒は入らなくても陽気な笑い声が響く、気のおけない仲間たちとの楽しい時間だ。


ただ、朝早くから起きていた私や、教会での昼食を沢山作っていた妻は少々お疲れ気味である。


そして、友は私の家にさらに宿泊して月曜日の朝7時半の飛行機で帰ることになる。

 

 

日曜日も朝からあちこちへ一緒にお出かけして、色々な人と会う予定だ。


せめて睡眠時間は十分に取りたいが、牧師の忙しくも楽しい週末はこうして過ぎていく。
 

 

五年ぶりに会う友人との楽しい交わりの時間は、あっという間に過ぎていく。

 

 

あなたも、もしトロントに来ることがあったら声をかけて欲しい。忙しくとも楽しい交わりをぜひ経験して欲しいと思う。

 

 

 

それではまた次のお散歩の時に。

Until our paths cross again!