今年はじめての御岳山界隈です。

去年の8月以来。

個人の思い込みもあるんでしょうけど
御岳山界隈はなんとなく
心が浄化されるような
あるいは憑き物が落ちるような
そんなパワーを毎回感じます。




6月1日 土曜日 晴れのち曇り

御岳山から大岳山を目指しました。

かつては週末の「通勤電車」と化していた
ホリデーライナーおくたま1号に乗り
久しぶりに御嶽駅を目指します。



念のため申し上げておきますと、
このホリデーライナーおくたまというのは
東京の西の端、
奥多摩の山を愛する登山愛好家のために
週末だけ運行される
特別列車なんです。

そのため、朝6時台の新宿駅11番ホームは
それっぽい格好の人で賑わっています。

もう少しいうと、朝5時台から
私の地元大塚の駅のホームは
登山の格好をした人がちらほらいます。

新宿駅を6:46に出発し
御嶽駅には8:07時着

そのあとウニャウニャして(笑)

武蔵御嶽神社 宿坊界隈に到着します。

この花の芽は何でしょう?
ユキノシタ?





このエリアのランドマークのひとつである
神代杉

いつも暖かく迎えてくれている気がします



朝早すぎてこの商店街もまだ開店前

商店街を抜けると
武蔵御嶽神社の手水舎があります。

以前真冬に来た時には
凍り付いていた手水

今回、久しぶりに来たので
武蔵御嶽神社にもご挨拶を、と
手水舎で手を洗います。


武蔵御嶽神社は狼信仰の神社で、
狼にちなんでわんこさんも
ご利益があるとされています。
そのためお犬さま用の水場があることでも有名。


階段に閉じ込められた邪鬼を踏みつけながら
武蔵御嶽神社に向かいます。



鳥居の前で一礼をして階段を登ります


武蔵御嶽神社の境内の奥が
御岳山山頂です。
標高929m

ここに来たのは山頂いえ〜い!を
したかったのではなく




その先にある奥宮を見ておきたかったから。

ピラミダルな山容が素敵なんでございます。
この時点ではこの奥宮経由で
大岳山に行こうと思っていました。





この命柱にも触れておきましょう。
触れて拝むところです。

武蔵御嶽神社から一旦降りて
大岳山方面に向かう山道に入ります。

山道の脇にはいろいろ目を引くものが。

カメバヒキオコシ


アワフキムシの泡あわ



コゴメウツキのはな
小さくて可憐です


長尾平に来ました。
コーヒーやワインが飲める茶屋です。


ここのテラスで
朝食を取られているご家族ごいたので
アングルはお店のみに。

ここから大岳山に向けて!

奥の院口のトイレが使えないそうです



フタリシズカ

初夏を呼ぶピースサイン


ホソバテンナンショウかな

運命の分かれ道

奥の院(奥宮の手前にあるお社)経由で行くか
直接行くか…。

天気予報だと午後から天気が崩れるかも…
とのことでしたので、
奥の院経由はやめて
最短で大岳山を目指すことにしました。


マルバウツギ

シベが特徴的ですよね。
花びらよりも存在感があります。



そしてガクウツギ

御岳山のウツギ 三役揃い踏み!





タコさんウインナーみたいな
ハンショウヅル




ブナの葉越しの日光が最高に気持ちいい!


子供たちが腰掛けていた
見晴らしのいい岩場

あの子たちは元気に成長してますかね?

あの時案内してくれたガイドさんが
子供たちの背中が並んでるのを見て
しきりに「かわいい」と
おっしゃっていました。

あのガイドさんともまたお会い出来たらなぁ(^ ^)




新緑の「奥多摩グリーン」を見ながら
進んでいきます。

去年、この近くで
ギンリョウソウを見かけました。

同じところを探してみましたが
今年は見つけることが
出来ませんでした。

ギンリョウソウは
土の中に発達する菌類から栄養を得ています。
そのため、自ら栄養素を作り出す
葉緑体を持っていません。
そのため全身が真っ白なのですが…
雨が少ないのが影響して
地中の菌類が発達しなかった、
とかそんなところかもしれません。

まっすぐに伸びる木々を抜けて


大岳山方面へ。

どっちも岳だ。
今日着替えとして持ってきたTシャツは
モンベルで買った、大きく「岳」と
プリントされたやつ。
ま、どうでもいい話ですが(⌒-⌒; )

涸れ沢

先日の三頭山では
曇り空でこの奥多摩グリーンが
少しくすんでしまっていましたが
今日は充分清々しさを感じます。

どこを見ても
グリーンの木漏れ日


御岳山にくらべると
大岳山に向かう人が少ないので
この空間に浸れます。




昼間っからこんばんみ!

フクロウですかね?
森のどこからか
ほほー  ほほー ほほー …
と聞こえてきました。


あちこちにテンナンショウ




続きます