過去分はこちらからどうぞ


しばらく山道を進むと、
先行したご夫婦が花の写真を撮っていました

これ、なんて花ですか?
と質問したところ
「これ、ギンリョウソウですよ!」
と嬉しそうに教えてくれました^_^

薄暗いところで咲いていたので
ちょっと暗めに写っていますが…。
一列に並んで咲いている白い姿が
ムーミンのニョロニョロに見えてきます(笑)



小さくて可愛かったです。


さらに三頭山を目指します。
ここでもヌカザスはカタカナ…。


一見するとただの道ですが、
上の方に小さく写っている人の姿から
斜面の角度を想像してみてください^_^



つづら折れになっているとはいえ
ここもなかなかしんどいです。

あぁ、お腹すいた…。

出発前に自宅でカツサンドを食べ
小河内神社で浮橋を眺めながら
ウィダーインゼリーを食べたけど
すでにスタミナ切れ。

ザックのウエストベルトのポッケに
隠し持っていたホールズを1個口に放り込みます。


またロープ斜面

今度は結び目なし。

山登りっていうより
運動会の綱引きみたいだな…。


柱に刻まれた字が消えかけていますが、
入小沢ノ峰
標高1302m地点になります。
小河内神社から760mの高さです。
スカイツリー(634m)超えました。


途中でふと目に留まった木

一見普通の木ですがよく見ると


キツツキが木をつついたと思われる痕跡が。
意外と大きいので、キツツキも大きい種類でしょう。
たまにコンコンコンコンとドラミングしてる音が
聞こえてきたりするのですが、
この日は聞こえませんでした。


反対側から来てすれ違う人たちに、
コンニチワーと挨拶するのですが
その中の一人、単独のご年配紳士が
話しかけて来ました。
「ヌカザスへはまだまだありますか?」
両手にストックを持って、
少々呼吸が乱れている様子。

「距離はそれほどでもないですが
斜面が急で、ロープ張ってあったりするので
気をつけてくださいね〜」

ストックを手に持ったままロープ場は
ちと危ないかも、と思いました。

いろいろと細かい質問されましたが、
この土地に関してはわたしもよくわからず
ごめんなさいでした(⌒-⌒; )

クコの実のような花

あるいは梅干しか。

あぁ、汗かきすぎたので塩分欲しくなってきた(笑)


ツネ泣峠・イヨ山

どちらもカタカナ。
う〜ん、名前の由来を知りたいぞ。

ツネ泣はきっと、ツネさんが泣いたんだ。
小河内村がダム湖に沈むはるか昔、
小河内村にいたツネという娘さんが
山を越えた向こうの檜原村に嫁ぐことになり
嫁入りの日、檜原村にむかって歩きながら
ここで振り返って生まれ故郷を見下ろし
おっとうとおっかあに手を振りながら
言葉もなく涙を流した…
みたいな話があると素敵ですね!
(コレ全部私の妄想ですが)

するってえと、日本の山岳地帯で
最大の難所とも言われる大キレットの
「飛騨泣き」は
誰が泣いたんでしょう?

岩と岩の間を歩いていきます。
が、これ切り通しじゃなくて自然に岩が割れた
隙間のように見えます。

三頭山の山頂に到着〜。

山頂碑(三角点も)があるのは西峰
1527.6m

小河内神社からの標高差
987.6m

ブルジュ・ハリファ
(世界一の高さを誇るドバイの建物)
828.9m を超えました!(笑)

ちなみに都民の森から登ってくると、
都民の森入口の標高が990m、
537mの標高差になりますね。
911テロで崩れ落ちたWTCの最頂部が
528mだったそうなので、それくらいの高さ。
多くの方はこちらから登って来られるようで、
ヌカザス尾根の人の数に比べて
山頂はかなりの賑わい。


さて、メシだっメシ〜!!

とその前に今回初めて
ウィダーインゼリーのプロテイン買ってみた。
急登を登った後の「ゴールデンタイム」にと(笑)


そして混雑する山頂の中、
自分のポジションを確保。
お湯を沸かしてコーヒーを入れて


ハムチーズサンド、いただきます!

お腹減った〜と書いていたのに
パンだけで足りるの?
と思ったそこのあなた!
お気づきいただけたであろうか…。

一つ前の写真、コーヒーの左側
コッヘルの蓋の下に
3分間待機中のカップヌードルが
隠れていたことを…(笑)

メシを食っていたら、
登ってきた人が次々と背後で
「わぁぁ!富士山きれい〜」

え?腹減ってて気づいてなかったけど(笑)
メシを片付けて立ち上がり振り返ると
ちょうど木の枝の間から富士山がど〜ん!
まさに額縁構図

夏の富士山は2回行っているので
次は春富士を目指したいなぁ。
もう雪も先っちょだけなのね。

その前に、課題になっている
残雪期の谷川岳をやっつけちゃわないと!





山頂 ぐるり展望


まだ続くよ!