小石川植物園シリーズ 第四弾
第三弾の続きです。
お名残惜しゅうござんすが、最終回でやんす。
都内に庭園、植物園は数あれど
やっぱりここが好きやんす。
仕事で行き詰まった時、
なにかモヤモヤしている時、
ここに来るとなんだかスッキリする。
山に登ればさらに効果は顕著なんだけど、
そこまでせずとも、ここでデトックス。
整備されすぎていないとか、
人が少ないとか、
鳥のさえずりが絶え間なく聞こえるとか、
具体的なところを挙げると
いろいろ出てはきますが
なんというか、自分に波長が合うんだな。
この日も、いつものヒヨの声だけでなく
小綬鶏の声もどこからか聞こえてきた。
チョットーコイ!チョットーコイ!
ツツジの垣根が見える一本道
なんとなくトトロの世界感。
右の垣根から何かが出てきて横切りそう。
私はそれを左へ受け流す…。
サルノコシカケ
ここにサルはいないんだけどね。
松葉の絨毯の上に松ぼっくり4つ
バズーカ(望遠レンズ)を担いだおじさん
野鳥をターゲットにしているらしく
聞き耳を立て、鳥のなく方に睨みを
きかせてる。
声はすれども姿は見えず。
ムラサキハナナかなな
菩提樹の並木道
ヒヨドリのお散歩
そうそう、
今年も会えた!去年と同じ場所で。
相変わらずの貫禄。
カメラに撮ろうと思ったけど、
今回は近すぎたので
そっとしておいた。
目、まんまる。
同じく、以前出会ったアオサギのオヤジは
古い洋館
あ、今度は霧深い日に来てみよう。
霧の中の洋館、
桐の中の羊羹、
なんだか絵になりそう。
関東大震災記念碑
大正12年9月1日に発生した関東大震災で、
焼け出された市民約3万人が一時的に
この植物園に避難してきたんだとか。
そのうちの一部は園内の震災救護所で
長期にわたり避難生活を送り、
大正14年1月に最後の避難者がここを離れる際
有志によってこの碑が建てられたとのこと。
歴史ここにあり、ですな。
ここも霧の中から突然現れると
異世界に迷い込んだような雰囲気になりそう。
千と千尋に出てきた、
不思議な世界の入り口にある道祖神みたいな。
大きな細長い松ぼっくり?
ギザギザ尖った松ぼっくり?
触る者みな傷つけちゃう感じ。
ふわっふわの松ぼっ…うっわなんだこれ?
所狭しと転がってるぼっくり隊
きりくひの僧正…が出て来るお話が
ありましたよね。
最後に堀池の僧正になるお話。
トキワマンサク
離れて見ると巨大なモリゾー。
植物園では普段単焦点のレンズをつけていて
そのレンズの画角に合わない景色を撮るときには
もう一個持参してるフルマニュアル対応の
コンデジ (24mm 〜 120mm)
を標準レンズがわりに使ってるんですが、
これが、実は日陰に弱い。
今回の一連の流れ写真の中で
「あ、なんか色がくすんでるな」
と思ったらだいたいコレです。
人里離れた高原の林に
迷い込んだような錯覚
ハタケニラ?オオアマナ?
ツルニチニチソウの一種かな
セリバヒエンソウ
ヒヨドリ
ワカリマス?
ベニバナハナミズキ
サルスベリの枝ぶり
ハルジオン
一面の花
カキドオシ
ツツジ 三色
おしまいの花






























