前回からの続きです。
一気に最後まで駆け抜けます。完結編
さあ、これから高尾山です。
いわゆる奥高尾からのアプローチは
実は初めてだったりします。
雪田
泥濘の正体見たり!
実はブラックアイスが
潜んでいたりします。
とその矢先、
私もずるっ!いきました。
幸い、仰向けではなく
前かがみだったので
シリモチマークはつけずに済みましたが
とっさに右手をついたので
グローブが泥だらけ。
これでカメラをいじりたくないのと、
だからといってこの状況下
素手で歩くのもためらったので、
残雪を少しいただいて
グローブの泥を落としました。
そしていよいよ高尾山エリアへ。
高尾山の山頂広場に登る階段で
ねこさんものしのしと
登っていました。
「猫に餌をあげないで」
の看板が示す通り、
野良猫がそれなりにいるようです。
そして去年の7月以来の高尾山山頂。
ここは混んでいるので
いつものヤッホーショットは自粛(笑)
にしても高尾山まで来るとホッとしますね。
山の格好ではなく、
ごく普通のカジュアルな出で立ちの人
が多く、下山した気持ちになってしまいます。
影が長く伸びつつある山頂を後にして
今回は6号路で降ります。
6号路は自然研究路
通称、びわ滝コースとも言われています。
こちらも転倒注意の看板が。
この沢をホイホイと軽快に降ります。
飛び石がしっかり
踏み固められており、
見た目より歩きやすいです。
でも油断は禁物。
残雪の雪解け水が沢を満たします
しばらくすると前方に集団が見えて来ました。
登山客ではなく、普通の観光客のようです。
稲荷山コースと6号路の分岐で、
「6号路はこちら」と指し示す沢を見て
「道がないんだけどどう言うこと?」
的な会話をしていました。
そこへ私が上から沢伝いにおりて来たので
「うわっ、人が歩いてる」と驚きの声
そして
「ハァ〜イ!」と手を振られました。
(その方は海外からの観光客)
私もハァイ!と手を振り返します。
そっち(沢の方)には歩いていけるのかと
聞かれたので、これが山道だと、
飛び石を指し示したところ、
そのグループは諦めて麓の方へ
降りて行きました。
沢登り、楽しんで欲しかったなぁ…。
薬王院 水行道場
琵琶滝のあるお堂が見えて来ました
ここは修験者の方が滝行をする場所
滝行されている人がいるときは
撮影禁止になりますのでご注意
弘法大師の伝説が残る岩屋大師
洞窟も神聖な場所です。
妙音橋、いわゆる6号路登山口まで
降りて来ました。
あとは舗装された道を歩くだけ。
シリモチマークをつけずに無事下山できたので
泥濘との戦いは
かろうじて勝利した模様(笑)
ケーブルカーが下っていきます
七福神のお地蔵さん
ケーブルカー駅に到着。
ここでGPSトラッカーをオフ!
そして今日のクールダウンは
「むぎとろ つたや」さんで
生ビールと月見いも、そらとつまみ山菜。
月見いもは箸でつまめるほど濃厚な自然薯
(美味しそうな写真が撮れなくてすいません)
美味い、うますぎる!
と十万石饅頭ばりのセリフが
松重豊さんの声で脳内再生(笑)
(わかる人だけニヤっとしてください)
こちらは名物とろろそば。
とろろが美味しくて最高でした。
ここまで来たならあとは…
やっぱり温泉ですね
入場券の自販機に並ぶ際も、
あちこちにシリモチマークをつけた方が。
お疲れ様でした。
温泉で温まって
お尻と心の痛みを癒してください…。
トレッキングポールのようなかさばるものは
フロントで預かってくれます。
今回は使わなかったので綺麗なまま
預かってもらいました。
ポール持ってようが持っていなかろうが
ずるずるすべるの泥んこの中だと
ポール持って歩いてたら
返って危ない気がしたので。
そして、八王子は小澤酒造さんの
桑乃都 生しぼり
をいただきながら反省会
反省結果は後ほど(笑)
大きな天狗のお面に別れを告げて
温泉を後にします。
本日の反省会
本日のルートと高低推移
歩くペースは「とても速い」
写真撮りながらのんびり来たつもりが、
言われてみれば確かに
多くの方に道を譲られた気がします。
せっかくなのでもうすこし
山や自然を楽しみながら
歩きたいと思います。
本日のタイムチャート
あ、立ち止まって写真撮ってる時とかは
休憩時間にカウントされるのか。
なめこ汁とシーフードヌードルに
1時間半はかけてない(笑)