▼スペシャルタッグマッチ・20分1本勝負
AKARI&久令愛 vs 中島安里紗&藤本つかさ
中島安里紗「8月11日は私がPURE-Jラスト参戦ということで、ベストフレンズで参戦させて頂きます。対戦する久令愛もAKARIもJWP時代に被ってた後輩ではないんですけど、Jの遺伝子をメチャクチャ感じる2人なので。懐かしさと新鮮さをリングで感じながら最後、つっかと2人で闘って勝ちたいなと思います!(ボリショイについて)もう感謝しかないです。いつも本当に、今までもこれからもありがとうございます」
藤本つかさ「ベストフレンズはアイスリボンとJWPで生まれたタッグなので、PURE-Jさんに参戦させて頂くのも里帰りみたいなもんですよ。なので最後勝って締めくくりたいと思います!」
AKARI「安里紗さんのパートナーが(Xで)誰かわからなかったけど、たぶん藤本さんかなって思ってた。ケガがあったから違う人になるかと思ったけど、藤本さんだったからすごい嬉しい。私、藤本さんとは3回ぐらいやったことあるんだけどPURE-Jでは初めてです。私がJWPファンだった時、2人が組んでるのを何回も見た。すごい、いいパートナー。クレアカリもいいパートナーで、いい友達なのでそれを見せたい。安里紗さんはもうすぐ引退なので、最後のPURE-J(参戦)でできるのはすごい嬉しいのでクレアカリの力を見せたい。頑張ります。皆さん応援よろしくお願いします」
久令愛「このビデオメッセージからベストフレンズさんがPURE-Jに参戦してくださることを知ったんですけれども、私がまだレスラーになる前からこの2人がタッグを組んでJWPで活躍されているのは知ってました。1つ時代を築いた方々と私たちクレアカリ、PURE-Jのタッグをこれから作っていこうという新しい世代。2つの時代が闘う試合だと私は思ってます。それに向けていろんな角度から気合いを入れて、この試合に臨もうと思ってますので。どうか会場に来て応援よろしくお願いします!」
━━中島の引退について。
久令愛「4月21日にシードリングさんに参戦してビヨンド・ザ・シー・タッグチャンピオンに挑戦したんですけど、安里紗さんがその日に引退することを表明されてて。私たちは試合のダメージもあって控室のモニターから見ていたんですけど、私はそれを聞いた瞬間に自然と涙が出てくる…驚きがすごかったです。やっぱりあれだけの激しさと強さをもって闘ってた方の突然の引退発表もそうでしたし、私はJWPの頃に安里紗さんの試合をよく見させて頂いてたので。憧れていた選手が自分たちより先に辞められるのも、なんかすごい違和感を持っているんですけれど…。何回かPURE-Jに参戦して頂いてるんですけど、やっぱりずっと変わりなく中島安里紗は中島安里紗のままなので、今はそんなに悲壮感みたいなのはないですね。この試合で私たちは全身で感じて、その上で勝つことが今は頭にあります。勝つことが1番の気持ちのぶつけ方だなって思ってるので」
AKARI「1年前ぐらいに安里紗さんとシングルやってて、引退発表はショックで“なんで? イメージない”って。だけど体が1番なのはわかるのでお大事に。この試合はすごい勉強。メッチャ嬉しいです」
▼デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
(王者組)Leon&高瀬みゆき vs 真琴&小林香萌(挑戦者組)
小林香萌「先日の板橋大会でRED SOULの防衛戦を見て、久しぶりに心が燃えました。自身の初・自力勝利はまさに真琴さんと組んで挑んだタッグタイトルマッチだった。なんならあの日は1DAYトーナメントで、満身創痍の中勝ち上がっての優勝、戴冠でした。あの時のあの感動をまた真琴さんと味わいたい。そして、真琴さんに3冠王をプレゼントしたい。その相手がRED SOULだなんて、なんてワクワクするんだろう。若手の頃から憧れ、目標でもあったLeonさん、後輩でありながら今やライバルとなった高瀬、この素晴らしい2人から素晴らしいベルトを8・11、私たち『まこばやし』が受け継ぎます」
真琴「私は今シードリングとアイスリボンのタッグベルトを持ってまして、“もう1個欲しいな”って思っちゃってまして。こないだ香萌ちゃんと組んだ時に、やっぱりしっくりくるものがあったというか。同じ団体の先輩・後輩だったのでプロレス的にも同じ血が流れてる2人なので、組んだら相乗効果というか、そういうものがあるなと思って。香萌ちゃんとなら行けるとこまで行けるって確信したので挑戦表明しました! Leonさんも高瀬さんも熱くて真っすぐな女だと思うので、そういう人ほど、かき乱しやすいので。そこを狙っていきたいと思います。3冠王になります」
高瀬みゆき「8月11日、PURE-Jさん後楽園ホール大会にて、真琴選手・小林香萌選手とのタイトルマッチが決まっております! 真琴さん・香萌さんは“即席タッグじゃない。歴史がある”とおっしゃいましたね。しか~し! 私とLeonさんにこそ熱い、深い絆がある。Leonさんは私が新人の頃から練習を教え、基礎をすべて教え、成長を見守ってくれました。それに私がケガをして半年休んだ復帰戦には、ベルトを懸けてリングで闘ってくれました。私たちRED SOULこそタッグとしての絆が熱く結びついていることを、リングの上で証明します! そうですよねLeonさん!? その結果は8月11日・後楽園ホール大会で証明してみせます! 皆さん、しっかり応援に来てください! 目を離さないでくださいね!!」
Leon「第35代デイリースポーツ認定女子タッグ王者のLeonです。今回PURE-Jの7周年記念大会なんですけれども、実はRED SOULも今年の7月で結成して7周年になるので、PURE-Jの月日とともにRED SOULも大きくなってきました。この7周年の後楽園ホールという最高の舞台で、チャンピオンとしてリングに立てることをすごく嬉しく思っております。そして挑戦者の真琴選手・小林香萌選手。個々の実力もすごい認めてるし尊敬してる後輩なので、この2人とベルトを懸けて闘えることにすごくワクワクしています。みゆきも言ってましたけど、絆はどこにも負ける気はしないので。当日はこの2人と最高な闘いをして、きっちりとベルトを守りたいと思います! そしてRED SOULこそ熱くて最高なタッグチャンピオンということを証明したいと思います。皆さん応援よろしくお願いします」
━━真琴・小林との印象的なエピソードなど。
Leon「真琴選手とはけっこう対戦することが多いんですけど、3年ぐらい前に後楽園で決め技限定でスピアーだけっていう闘いをしたことが、すごく印象に残ってますね。真琴選手もスピアーが得意なのでそのへんも負けたくないですし、あと香萌選手は筋肉もホントに素晴らしいと思うし、日々のトレーニングもX(旧Twitter)で見ててすごいなと思うんですけど、私も負けないマッスルで頑張りたいと思います!」
▼PURE-J認定無差別級選手権試合・30分1本勝負
(王者)中森華子 vs 世羅りさ(挑戦者)
世羅りさ「プロミネンスの世羅りさです。昨年の12月に中森華子に挑戦して、この前夏実もちが中森華子に負け、プロミネンスとしては3度目となる無差別級のベルトに、8月11日に挑戦します。プロミネンスとしては3度目だけど世羅りさとしては2度目、同じ相手に2度も負けるつもりはないので。それだけは覚えておいてください。中森華子、思い切りやり合いましょう」
中森華子「今、世羅のコメントを聞いたんですけど、正直なんにも響いてこなかったです。コイツはそんなヤツじゃないし、闘いを見たらわかると思うんですけど結果は何回やっても同じです。今回PURE-Jの7周年記念ですが、7年の間で去っていった選手もいるけど、今いる選手は出会うべくして出会った、本当に大切な仲間だと思ってます。だけど、その中でも私が1番PURE-Jを背負ってきたって断言ができます。特にこのPURE-J無差別のベルトに関しては、このベルトに懸けてきた時間・思い、誰にだって負けないです。1年8ヶ月保持してきましたが、そんな私に“景色を変えたい”だの“PURE-Jを変えたい”だの、いろいろと言われてきましたが、説得力のないヤツが言う言葉に誰も耳を傾けない。だから私は勝ち続けなきゃいけないし、防衛し続けなきゃいけない。プロミネンスっていう軍団は本当に往生際が悪くて、私が何度勝ったとしてもアイツらは誰1人として私のことを認めない。今回、世羅りさがどういう闘いで来るかわからないけど、私はチャンピオンとしてこの身1つで正々堂々闘って、きっちり最後は防衛したいと思ってます」
━━前回の対戦と今回で気持ちの違いは?
中森「正直ベルトを1回懸けたヤツとこんな8ヶ月でやらなくてもいいかなと思ってて、強いヤツはいっぱいいるから“世羅りさじゃなくてもいい”って思ってたんですけど、私の18周年記念試合(7・5板橋)で対戦したんですけど直接負けてしまって、やっぱり自分自身悔しい思いもあるし。“認めさせたいな”って思いがあったから今回受けました。前回は大流血になってしまってお客さんにもすごい心配させてしまったので、今回はあの時より何倍も強い私を見せたいなと思っています」