千春代表と男子選手2名が退団したhotシュシュが新体制となってリスタート。オープニングではスーパーバイザーのタニー・マウス&田村欣子が前説と各試合の見どころを解説し、入場式では選手を代表して最年長のキクが「スーパーバイザーをはじめ選手一同が一丸となって、そしてパワーアップをして、皆様にステキな試合を届けられたらと思っておりますので、応援のほうよろしくお願いします!」とあいさつ。「hotシュシュは、ここから始まる!」のかけ声で選手たちが上に向かって指を差した。

 

 



 ミニライブで華を添えたアイドルユニット『H!Fly』は増田友梨奈さん不在の代わりに旧メンバーの真白優希が加わり、初めてとなるレスラー3人での出演に。5月にデビューしたばかりの身長122cmのキッズレスラー・緋彩(ひいろ)ませは星ハム子に挑んだ。

 

 



 これまでのhotシュシュではヒールとして猛威をふるってきたミス・モンゴルはスーパーバイザー2名により「hotシュシュの番人として、まだ見ぬご当地レスラーたちと対戦していく」という役割を与えられ、この日は北海道を拠点とする社会人プロレス団体『プロレスリング サッポロ』のマスクウーマン・ガキにゃん仮面☆と対戦。変形のキャメルクラッチで勝利したモンゴルはこのシリーズに不服を訴えるも、タニー&田村は待遇アップをエサに7月20日の次回大会ではナギ(Hプロダクション)との対戦を命じる。

 

 



 メインイベントではhotシュシュ生え抜きのゆづき&芭奈子が、アイスリボンから移籍したキク、初参戦のしのせ愛梨紗と対戦し20分を超える長丁場に。ゆづきのラリアットの誤爆を受けた芭奈子に愛梨紗がシャイニング・ウィザードを叩き込んで勝利すると、試合後も芭奈子と愛梨紗が火花を散らし次回大会での一騎打ちが決定した。

 

 



『hotシュシューREBORNー』
◆2024年6月29日(土)埼玉・レッスル武闘館(18:00)
観衆57人(満員)


▼20分1本勝負
 ●緋彩ませ(8分18秒/逆エビ固め→ギブアップ)星ハム子○
▼モンゴル試練の番人シリーズ第1弾・20分1本勝負
 ○ミス・モンゴル(10分49秒/変形ラクダ固め→ギブアップ)ガキにゃん仮面☆●
▼20分1本勝負
 ●サマス(14分3秒/ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め)横山佳和○
▼30分1本勝負
 キク&○しのせ愛梨紗(21分11秒/シャイニング・ウィザード→片エビ固め)ゆづき&芭奈子●