桃野美桜26歳のリアルバースデーに開催されたマーベラスの新木場大会。メインイベントでは桃野美桜&タイタス・アレクサンダー&エル・ククイvs彩羽匠&ジャイア・ジュエル&スターボーイ・チャーリーというミックスド6人タッグマッチが行なわれた。サングラスを着けた桃野はタイタスとククイを従えてボス感満載で登場すると、マイクを持ち20分1本ではなく時間無制限、そして直接タッチを交わさなくても試合権利の移動が認められるノータッチルールを要求して試合がスタート。

 

 



 デカくて強くて動けるウエストコーストの男子選手たちの中で桃野と彩羽も躍動し、タイタスがチャーリーのバックを取ると、後方回転からジャーマンにつなぐビッグ・アグリーで豪快に3カウントを奪った。本部席から試合を見守った長与千種は「60分とか行かないでありがとう!」と安堵の表情を浮かべ、試合タイムが14分だったことを確認した桃野は照れ笑い。長与は勝利したタイタスに「プレゼント・フォー・ユー!」と告げ、次回6・18新木場での関本大介戦を発表した。

 



 マイクを持った桃野は「26歳ともなれば(タイタスとククイを指して)こんなレスラーも従えることができるんですよ~♪ カッコいいでしょ? スターボーイともタッグ組みたかったな。男(性別)とか国籍とか全部超えてリスペクトするレスラーたちと一緒に今日試合ができて嬉しかったです。ありがとう! 私は16歳でマーベラスに入ったので皆さんと出会って、もう10年になります。泣き虫だから“大人になりなさい”ってすごい言われてきました。でも、それを貫き通してたら言われなくなりました。なんでも自分を貫き通すのは大事なんだなと思います。これから先も感謝を忘れずに、そして何よりも桃野美桜の心にウソなく、素直に生きていきたいと思います! そこに皆さんがついて来てくれたら嬉しいです! 育ててくださった皆さん…私はみんなのことを保護者だと思ってるんだけど、本当にありがとうございます! これから先もマーベラスで大きくなります!(会場からの“おめでとう”コールに)今、この世界で1番幸せ者です。ありがとうございます!」と満面の笑顔で大会を締めた。

 



『桃野美桜生誕祭!Marvelous in Shinkiba』
◆2024年5月30日(木)東京・新木場1st RING(19:00)
観衆未発表


▼20分1本勝負
 ○川畑梨瑚(8分20秒/ウラカンラナ)ブルック・ハボック●
▼20分1本勝負
 ○井坂レオ(分9秒50/フェースロック→ギブアップ)宝山愛●
▼20分1本勝負
 ○永島千佳世(12分12秒/ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め)Chi Chi●
▼3WAYマッチ・20分1本勝負
 ●Maria(13分10秒/大儀であった→片エビ固め)ウナギ・サヤカ○
※もう1人は渡辺智子
▼時間無制限1本勝負
 桃野美桜&○タイタス・アレクサンダー&エル・ククイ(14分13秒/ビッグ・アグリー)彩羽匠&ジャイア・ジュエル&スターボーイ・チャーリー●



▼クラッシュギャルズの大ファンだったという演歌歌手の野中さおりさんが2曲を披露。長与もリングに上がって『炎の聖書』が流され、桃野と川畑がバックダンサーを務めた。