『「エガオ」と「ゲンキ」を世界中の人々にプレゼントする地球密着プロレス団体』を掲げるOSWが、葛飾区細田に新設された道場にてこけら落とし興行を開催。道場内にはすでにリングが設置されてロープも張られているものの、会場自体がまだ整備途中であることから、この日はリング手前に敷かれたマット上での闘いに。リング内には『リング上席』という名の客席が設けられ、試合中の選手がリング内に立ち入ると、場外ならぬ“場内カウント”が数えられるという異色の攻防が繰り広げられた。

 



 メインイベントはジョッカー1号、ジョッカー39号(SAKI)、高瀬みゆきによる3WAYマッチ。1号は39号と2人がかりで高瀬への攻撃を試みるも、39号はなかなか言うことを聞かずイラ立ちを募らせる。3人による“場内乱闘”でカウントが進むと、1号が場外に戻ろうとする高瀬と39号を阻止して“リングイン負け”を勝ち取ることに成功。マイクを持った1号は高瀬に奪われた覆面世界一王座へのリターンマッチを要求すると、高瀬もこれを受けて立った。

 



『ジョッカーだらけのマットプロレス』
◆2024年5月16日(木)東京・ジョッカー秘密基地(OSW道場/19:00)
観衆27人


▼15分1本勝負
 ●ジョッカー九号(6分44秒/スワンダイブ式ボディーアタック→片エビ固め)がばいジョッカー○
▼15分1本勝負
 ●ジョッカーマウス(6分3秒/ベアハッグ→レフェリーストップ)ジョッカー三二一号○
▼3WAYマッチ・30分1本勝負
 ○ジョッカー1号(11分0秒/リングイン負け)ジョッカー39号●、高瀬みゆき●



▼発情期(?)のジョッカー三二一号は客席の男性にも狙いを定める。

 


▼OSWのシングル王者・高瀬のかけ声で大会が締められた。