OZアカデミーのホーム・新宿FACE大会。第1試合の3WAYマッチはラム会長&花園桃花が結託して優宇の攻略に挑むも、2人まとめて上から押さえつけた優宇が3カウントを奪取。しかし花園の体の上に直接乗っていたラム会長の勝利が宣告されてしまう。

 



 第2試合は水波綾&青木いつ希vs松本浩代&ZONESというパワーファイター対決。青木に「うるせー!」と言わせるなど大声でも張り合ったZONESだが、水波がスピアーからダイビング・ギロチンにつないで快勝する。

 



 キャリア1年弱のChi Chiが倉垣翼に挑むシングル戦。エルボーの連打や卍固めを繰り出すChi Chiだが、ラリアットからのファルコンアローで倉垣が完勝。試合後は倉垣がChi Chiの手を上げて健闘を称えた。

 

 



 セミファイナルではAKINO&米山香織&狐伯と『正危軍』雪妃魔矢&安納サオリ&翔が激突。序盤に顔を集中攻撃された安納だが終盤に奮起し、ジャーマンから最後はタンタンドルで狐伯を仕留めた。マイクを持った安納は正月にウナギ・サヤカからOZアカデミーに年賀状が届いていたことに触れ、「2月、尾崎さんがカード入れんの忘れててんて。3月、来るかもしれへんらしいし正危軍が遊んであげちゃう?」とウナギの参戦を示唆。3・10新宿で正危軍とウナギが対峙することになった。

 



 メインイベントは桃野美桜の持つOZアカデミー無差別級王座への挑戦権を懸けて尾崎魔弓と加藤園子が一騎打ち。1月大会で敗れたこの両者は罰として今大会のチケットもぎり係&やっちまえタオル各50枚の販売ノルマを課せられていたが、尾崎はチケットもぎりをボイコット。開場時から怒りを爆発させていた加藤は尾崎の入場時に奇襲を仕掛けると、ガウン姿の尾崎にキックやクーロンズゲートを連発。タッグパートナーの水波がポリスを押さえている間に速攻で勝負を決めにかかるが、正危軍が乱入して形勢逆転。加藤は額を割られて流血に追い込まれてしまう。

 



 毒霧から変形のDDTで3カウントを奪った尾崎は加藤に対し、「今日よく頑張ったほうだと思うけど、まだまだ私には勝てねぇんだよ! テメエがOZのベルト取り戻す器じゃねぇってことがわかったか、これで!?」。加藤が「ベルト獲ってこいよ。そうしたら引きずり降ろしてやるからな!」と言い返すと、尾崎は「オマエは一生もぎりやってろ。水波も一緒にやっとけ! オマエら2人、一生もぎりとタオル売りな! 4月28日、後楽園。桃野にOZのベルト返してもらうから。結局加藤とAKINOじゃダメなんだよ。OZアカデミーにはこの尾崎魔弓様がいなきゃダメなんだよ!」と豪語した。

 



『~All I Want~』
◆2024年2月11日(日)東京・新宿FACE(12:00)
観衆399人(満員)


▼3WAYマッチ・20分1本勝負
 ○ラム会長(7分55秒/優宇のボディースラム→体固め)花園桃花●
※もう1人は優宇
▼30分1本勝負
 ○水波綾&青木いつ希(13分13秒/ダイビング・ギロチンドロップ→体固め)松本浩代&ZONES●
▼30分1本勝負
 ○倉垣翼(8分53秒/ハヤブサ直伝ファルコンアロー→エビ固め)Chi Chi●
▼30分1本勝負
 AKINO&米山香織&●狐伯(20分32秒/タンタンドル)雪妃魔矢&安納サオリ○&翔
▼OZアカデミー認定無差別級選手権 次期挑戦者決定戦・60分1本勝負
 ●加藤園子(15分5秒/テキーラみたいなDDT→エビ固め)尾崎魔弓○

 

▼チケットもぎりをする加藤