2週連続の亀アリーナマッチ。ライディーン鋼と谷もものWANTED同門対決は、谷がウラカンラナ、蒼魔刀と攻め込んでいくも、カウンターのトラースキックを突き刺した鋼はラリアットからヨコスカカッター。さらにコーナーからの2連弾でとどめを刺す。

 



 前週に続いて参戦のアイスリボン・しのせ愛梨紗は19歳のリアルバースデーに中森華子とシングル対決。元気なファイトで手数を出していくも中森をあわてさせることはできず、ビッグブーツからミドルキックを叩き込んだ中森が、ビクトリーAクラッチでギブアップ勝ち。

 



 メインイベントはLeon&大空ちえvsAKARI&久令愛。Leonがスピアーでクレアカリを2人まとめてなぎ倒すと、大空との連係でファンタスティックフリップ。さらに大空がロールスルークラッチで丸め込む。しかし久令愛に救出されたAKARIが、チョココロネで大空から3カウントを奪ってみせた。

 



 カーテンコールでは1・28蒲田大会より始まるPJOCリーグ戦に向けて各選手が意気込み。谷は「ブルーブロックで大空ちえとチェスカさんと当たります。チェスカさんとは試合をしたことがないのですごく楽しみですし、開幕戦の大阪大会ではちえと1勝1敗の状態なので絶対に勝ちたいと思います」、鋼は「自分は久令愛と『さきっぽ』(SAKI)と当たりますが、誰が相手でも負けませんから」。しのせは「2回目の参戦させて頂けてホントに嬉しかったです。そして誕生日として華子さんとシングルさせて頂けたことが本当に光栄で、いい経験になりました! 19歳になったので、PURE-Jさんにもたくさん呼んで頂けたら嬉しいなと思います!」と笑顔。

 


 ここでハッピーバースデーの音楽が流され、PURE-Jからしのせにケーキの贈呈。中森は「私もこんなステキな日に闘えて、すごい嬉しかったです。PURE-Jのリングにも、また上がってください!」と呼びかけると、リーグ戦について「チャンピオンが同じでも景色は変えられると思ってるので、誰が上がってきてもいいように準備して。今よりももっと強いチャンピオンでいたいと思っています」と決意を述べる。大空は「Leonさんとのタッグで2週負けてしまってすごく悔しいんですけども、リーグ戦ではこんな思いしないように全勝して華子さんの前に立って、4月に無差別のベルトを絶対巻きたいと思ってます!」、Leonは「無差別のベルトへの思いも覚悟も、誰にも負けない自信があります。中森華子の前に立つのは最低条件、必ずオマエから無差別のベルト獲り返すからな?」と中森をにらみつける。

 久令愛は「先週欠場してしまったんですけど、ご迷惑をおかけしてすいませんでした。私は今年8月で5周年を迎えます。華子さんの前に立ってベルトを巻く…こんな夢のようなこと、ないんじゃないでしょうか? 皆さんもきっと同じように夢みたい人いると思うので、応援よろしくお願いします」、最後はAKARIが「リーグ戦、私はLeonさんとチェリーさん。素晴らしいチャンスだから絶対負けないです。皆さん応援よろしくお願いします」と話し、Jのポーズで大会を締めた。

 



『第99回・特別亀アリーナマッチ』
◆2024年1月21日(日)東京・PURE-J道場 亀アリーナ(13:00)
観衆未発表


▼15分1本勝負
 ○ライディーン鋼(8分49秒/リバース・セントーン→体固め)谷もも●
▼20分1本勝負
 ○中森華子(10分12秒/ビクトリーAクラッチ→ギブアップ)しのせ愛梨紗●
▼20分1本勝負
 Leon&●大空ちえ(14分33秒/チョココロネ)AKARI○&久令愛




★しのせ愛梨紗のコメント
 「華子さんとの初シングルで、先週華子さんから言ってくださったことが嬉しくて…2週連続で参戦させて頂けたことも嬉しかったです。前回はタッグだったからわからなかったですけど、いざ受けるともうなんか…蹴りは足がなくなるんじゃないかと思いました(苦笑)」

 

 

▼ボリショイはPJOC(※ピュアジェイ・オープン・クラスの略)リーグ戦について説明。