OZアカデミーの年内最終戦となる後楽園ホール大会。第1試合では加藤園子&米山香織が『正危軍』雪妃魔矢&翔と対峙。セコンド・桜花由美の介入やMIOの不公平なジャッジに苦しめられながらも、加藤がクーロンズゲートで雪妃から3カウントを奪う。

 



 パイオニア3WAY選手権試合は王者・青木いつ希にAKINOとラム会長が挑戦。AKINOがフランケンシュタイナーで丸め込んで王者返り咲きを果たした。

 



 第3試合は『ゴジゾネス』松本浩代&ZONESと『ももりんご』駿河メイ&花園桃花のタッグ対決。新人らしからぬ闘いぶりで食い下がるZONESだったが、駿河が丸め込んで快勝。

 

 



 セミファイナルではAKINOの持つ無差別級シングル王座への挑戦権を争う6人がOZアカデミー名物の変則イリミネーションルールで激突。6人タッグマッチに始まり負けた選手から1人ずつ脱落していく形で、26分を越えたところで水波綾と桃野美桜の2人残りに。そこから1対1で10分を闘い続け、最後は桃野がJKボムでフォール勝ち。年明け1・7新宿FACE大会でAKINOとのタイトルマッチが決定した。

 



 メインイベントは“女子プロレス・世界最高齢のタッグ王者”としてギネス世界記録に認定された『AGE115』尾崎魔弓&ジャガー横田のタッグ王座に、『チーム200kg』橋本千紘&優宇が挑むタイトルマッチ。凶器を交えながらも堂々と渡り合う王者組に、肉体の強さで挑む挑戦者組。橋本と優宇が2人同時のパワーボムでとどめを刺そうとすると、ジャガーは橋本に対して空中での丸め込みで切り返し、尾崎は頭上に抱え上げられたところで優宇に毒霧を噴射。すかさず丸め込んで3カウントを奪い、初防衛を果たしてみせた。

 



『~Pray for Me~』
◆2023年12月30日(土)東京・後楽園ホール(11:30)
観衆888人


▼20分1本勝負
 ○加藤園子&米山香織(12分32秒/クーロンズゲ-ト→体固め)雪妃魔矢●&翔
▼OZアカデミー認定パイオニア3WAY選手権試合・30分1本勝負
 ●青木いつ希(8分8秒/フランケンシュタイナー→エビ固め)AKINO○
※もう1人はラム会長。青木が3度目の防衛に失敗、AKINOが第7代王者となる。
▼30分1本勝負
 松本浩代&●ZONES(12分8秒/丸め込みを切り返す→エビ固め)駿河メイ○&花園桃花
▼OZアカデミー認定無差別級選手権 次期挑戦者決定戦~イリミネーション6人タッグ~Survival Showdown~・時間無制限
 山下りな&安納サオリ&桃野美桜 vs 倉垣翼&水波綾&狐伯
[1]○山下(9分34秒/ラリアット→体固め)倉垣●
[2]○安納(14分46秒/ジャックナイフ式エビ固め)狐伯●
[3]●安納(21分17秒/ホットリミット→片エビ固め)水波○
[4]●山下(26分20秒/裏投げ→片エビ固め)水波○
[5]○桃野(36分17秒/JKボム)水波●
※当日抽選の組み合わせによる6人タッグマッチで、敗者は脱落していくイリミネーション形式。両チーム1名ずつ、または片方のチームに2名が残った場合はシングルマッチに突入。また片方のチームのみ3名が残った場合は3WAYマッチを経てシングルマッチを行ない、最後に残った1名が勝者となる。
▼OZアカデミー認定タッグ選手権試合・30分1本勝負

 ○尾崎魔弓&ジャガー横田(18分35秒/スカーレット・トラップ)橋本千紘&優宇●
※第38代王者組が初防衛に成功。

 

▼オープニングでセミファイナル6人の組み合わせを決める公開抽選