伊藤道場の年内最終戦は限界まで増席しての超満員札止めを記録。第1試合ではお笑い芸人とプロレス活動を両立する志真うたが渡辺智子を相手にデビュー戦を迎えた。伊藤道場におけるプロテストで1番初めに合格していながら足の骨折により出遅れていた志真だが、活動再開の年にどうにか間に合わせることに成功。芸人仲間たちからの声援を受けて果敢にエルボーや投げを放っていく志真は、コーナーからのダイビング・ボディープレスを成功させるが3カウントには届かず。渡辺も同じくダイビング・ボディープレスを炸裂させるとカウント3ギリギリでキックアウトして意地を見せるが、至近距離からのラリアットを叩き込まれて決着となった。

 



 メインイベントは伊藤薫&藪下めぐみvsSareee&Chi Chi。Sareeeとのタッグで初参戦を果たしたChi Chiは伊藤を相手にしても臆することなくビッグブーツを連発していく。しかしミサイルキックをSareeeに誤爆すると、伊藤はその場飛びのフットスタンプ、ランニング・セントーンとたたみかけ、最後はライガーボムでとどめを刺した。

 



『伊藤道場・道場マッチ~ムゲン Connect-10~』
◆2023年12月29日(金)東京・W-BOX(15:00)
観衆54人(超満員札止め)


▼伊藤道場新人 志真うたデビュー戦・15分1本勝負
 ●志真うた(6分58秒/ラリアット→片エビ固め)渡辺智子○
▼20分1本勝負
 ●MASA☆TAKA(10分5秒/ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め)秦野友貴○
▼30分1本勝負
 ○伊藤薫&藪下めぐみ(17分58秒/ライガーボム→エビ固め)Sareee&Chi Chi●

 

 

▼大会後はTEAM☆フットスタンプ会員によるファイティングアート(※あらかじめ試合の流れや使う技が決められた模擬試合)が2試合。日頃の練習の成果を披露した。