シードリングの後楽園ホール大会。第4試合のビヨンド・ザ・シー・タッグ選手権試合は前月にチャンピオンになった高瀬みゆき&有田ひめかが、松本浩代&アマゾンを迎え撃つ。アマゾンの猛攻に押される高瀬だったが、開脚式のパワーボムで叩きつけられたところで体勢を入れ替えて3カウントを奪取。強豪チームを相手に初防衛に成功するが、松本は自身をシードリングに呼び入れた世志琥をパートナーに再戦を要求する。セミファイナルは中島安里紗が朱崇花とシングル対決。足をロックして後方に投げる初公開のスープレックスで快勝した。


 メインイベントでは高橋奈七永の持つビヨンド・ザ・シーのシングル王座に、5・12カルッツかわさきで世志琥を破った彩羽匠が挑戦。20分を超える死闘は彩羽の2発目のランニングスリーで決着となり、難攻不落の初代王者を破った彩羽が新チャンピオンとなった。目標としてきた奈七永超えを果たした彩羽が感極まり、2人が握手を交わしたところに中島が割って入り、敗れた奈七永に蹴りを連打すると彩羽と向き合い火花を散らす。彩羽は女子プロレスの景色を変えることを改めて宣言した。




『SEAdLINNNG~STAY TUNE 2019~』
◆5月29日(水)東京・後楽園ホール(19:00)
観衆652人


▽練習生エキシビションマッチ・3分間
 秀島ほのり(0-1)南月たいよう
▼15分1本勝負
 ○水森由菜(7分27秒/スーパーガール)沙恵●
▼ハイスピード3WAYマッチ・15分1本勝負
 ○星月芽依(6分31秒/丸め込み→片エビ固め)Maria●
※もう1人は駿河メイ
▼20分1本勝負
 ○世志琥&真琴(16分2秒/ラリアット→片エビ固め)水波綾&神童ミコト●
▼SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Tag Championship・30分1本勝負
 ○高瀬みゆき&有田ひめか(13分19秒/ライガーボムを切り返す→エビ固め)松本浩代&アマゾン●
※第4代王者組が初防衛に成功。
▼スペシャルシングルマッチ・20分1本勝負
 ○中島安里紗(10分17秒/レッグクラッチ・スープレックス・ホールド)朱崇花●
▼SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship・30分1本勝負
 ●高橋奈七永(21分21秒/ランニングスリー→エビ固め)彩羽匠○
※初代王者が4度目の防衛に失敗、彩羽が第2代王者となる。


▼試合開始前には練習生『秀島ほのり』が初めてのエキシビョンマッチ。南月たいようを相手に3分間を闘い抜く。



























▼バックステージで中島を絶賛した長与は“下品”であることを認めてヒールになるようアドバイスするが、中島は苦笑い。