まあ、「そんなことになるのではなかろうか…」と想像はしておりましたけれど、実際のところ目の当たりにしますといやはやと。東京都知事選挙の結果でありますよ。あれこれの選挙で死に票を投じ続けて何十年、今回もまた…だものでして、思い返せば4年前の都知事選の後にはこんなことを書いていたのでしたなあ。

 

 

 

ずいぶん前のことになりますが、石原慎太郎なる御仁がやりたい放題していた頃、改選期にあたりまたまた町なかのとある本屋におりましたところ、老齢ご婦人二人が選挙のことを話しているのが耳に入ったのですなあ。曰く、「やっぱり石原慎太郎さんよね。有名だし」と。それが投票動機であるのが都民の実態であるかと愕然としたですが、要するに何も変わってはおらないようで。ただ、現職は再選を果たすも前回より74万票ほど得票を減らしたということに、ほんの小さな灯りが見えるところながら、当選したご当人にはそんなことを意に介すものではなかろうとも。

 

ともあれ、今回は立候補者の数やら選挙ポスターの件やら含めていやはや度合が大きすぎますので、こぼし出すときりがない。今日のところはこのへんにしまして、明日からはまたいつもの普段の話に戻りますですよ。