ということで、山梨県北杜市小淵沢に来ております。

昨日アパートに到着したときには何故かしらWifiに不具合が生じていて、「こりゃ、滞在中はやはり更新できんかも…」と危ぶんだものの、ああだこうだの末に復旧、一夜明けてこのように記しておるような次第でありますよ。

 

ともあれ、こちらに到着いたしますとまずやることは水汲みなのですよね。キャンプに来ているわけではありませんので、もちろん水道は通っていて蛇口を捻れば水は出るものの、料理をするにも(あまりそれらしいことはしませんが)お茶やコーヒーを飲むにも、近くでドバドバ湧き出している湧水を使うとおいしくなる(ような気がする)ものなのでして。

 

 

今はこの程度ですけれど、八ヶ岳の雪解け水が時間を掛けて出てくる(のであろう)夏場にはさらにじゃぼじゃぼと。いずれにせよ、やおらこの樋から水汲みとはいきませんので、ちゃあんと脇の方に取水口が設けられておるのですな。

 

 

ポリタンクをたくさん抱えた人たちは、こっちの方から汲んでいくことになります。ところで、雪解けと言えば4月あたまの八ヶ岳のようすはこんな感じで、もはや主峰・赤岳のあたりにしか雪は残っておらないようで。

 

 

一方で、南アルプスの方はもそっと残雪が多いですな。昨日は曇っていてすっきりした眺望がありませんでしたが、一転して良いお天気になって甲斐駒ヶ岳が立派な山容を見せておりましたよ。

 

 

左手のなだらかな稜線上には裏手にある北岳の頂がちょこっと顔を覗かせておりますが、さすがに日本第二の高峰だけあって白さが際立っているような。ちなみに今日は春の薄もや越しに北アルプスまでもうっすらと見えていたのでありました。

 

で、標高およそ850mくらいのところに来ているのですけれど、東京ではすっかり終わってしまった桜がこちらでは見ごろになってきているようで。満開にはもうひと息ながら、実にいい頃合いであるかと。

 

 

 

 

ひと頃東京では雨続きだったりして、今年の桜を愛でるタイミングを逸しておりましたですが、山里の桜で花見気分ということに。いつもの散歩道にしている八反歩堰という疏水沿いの道では例によって水仙が咲きそろっておりました。まさにや山里にも春は来たりぬ。ついふらふらと散歩に出たりする分、東京にいるよりも健康的な過ごし方のような気がしておりますよ(笑)。