さてと今日のお天気は?…と天気予報でも見るつもりでTVをつけたのですけれど、あまりにスロースタートな朝だったものですから、やっていたのはすでに情報バラエティー的なる番組の時間帯となっており…(笑)。ですが、そこでは話題にしにくい話題といいながらも「毎度トイレで使うトイレットペーパーの適量は?」てなことであったのですなあ。

 

番組ではわざわざ製造元(相変わらずNHKでは会社名を言いませんけれど、背景に堂々と「エリエール」が積んでありましたので、大王製紙でしょう)に尋ねておりましたけれど、メーカーが「これくらいが適量です」と明言するものでもないしょうなあ。つまりは個々人の判断に委ねられているといいましょうか。

 

ただ、トイレ事情といったあたり、話題にしにくい話ではありますので、自分にとっては適量と思って使っているものが果たして一般的傾向と比較してどうなのか、これを真剣に話し合うといったことは家族の間でも、友人の間でも無いでしょうなあ。

 

さりながら、自宅外のトイレで個室に籠った際(きれいな話でなくって恐縮です)、隣りの個室から「がらがらがらがら!」とペーパーを引き出す長い音が聞こえてきて、「そんなに使う人もいるのか…」と妙なところに感心したという経験がありまして、考えてみればトイレットペーパーの使い方って親から教わったりするのかどうか、そんなことにも思いが至ったり。

 

昭和な人間の幼少の頃には、そもトイレットペーパーなるロール状のものは存在しておらず、四角い紙が隅に積んであるという状態。便所紙という言葉の方が似合うものであったわけで(と、本当に昼時に読まれる方には申し訳の無い話題で…)。そこでは、そもペーパーロールから引き出して使うという状況に無いというところからトイレ体験の記憶が始まっておりますので、先の「がらがらがらがら!」といつまで続くのであるか?という引き出し方に、あるものの使用に関してこれほど個々人差が生ずるものも珍しいのではなかろうかと思ったりしたものでありますよ。

 

ともあれ、番組の行方としてはどこへ行くのであったか?ですけれど、たくさん使う方の理由として「大腸菌を避けるために」といったあたりから今度はその辺の事情に詳しい?研究者を訪ねていくのですな。結果として、紙にはたくさんの隙間があり、それよりも遥かに小さい最近を徹底排除することは不可能ではなかろうかということ。ちなみに紙を八つ折りで使うケースと四つ折りで使うケースでは、紙を通り抜けてしまう大腸菌の数はほぼ半減するようですけれど、だからといって八つ折りケースでも2億を越える細菌が通り抜けてしまうと。つまりはトイレを使用した後は、よっく手を洗ってくださいねというのが結論であったような。

 

…ということでしもの話に終始してしまいましたですが、何十年も生きてきて「そういえば、誰からも教わってりしていない…」ということって、きっと他にもあるのだろうなあということに思い至ったりしたものなのでありましたよ。