12月31日の大晦日であるという以上に、2021年のこの日はひとつの大きな区切りでもありまして。

ま、個人的にではありますけれど。要するに長年の仕事から離れる退職記念日というわけで。

 

かつて十数年勤務した旅行会社を退職した時には

次の仕事探しという、目の前に大きな課題があったわけですが、

その後に二十数年勤めた仕事をこのほど(定年からはいささか早いながらも)退職するにあたっては

結構感慨深いものがあるといいましょうか。

 

職場としてはとうに年末年始の休暇期間に入っておりますけれど、

区切りとしては本日付で退職ということになりまして、明日、すなわち2022年1月1日からは

いっさいの定収入が無いという状態となるのでありますから、まあ、あれこれ思うところにもなりましょうなあ。

 

そうはいっても「散々働いたなあ」という感覚ではありますので、

この後は慎ましくもそれなりの過ごしようでもって毎日を送っていきたいとは考えておりますよ。

 

働いている頃には将来的な悠々自適を待ち遠しく思い、

あちこち旅にも出かけられるかと目論見ばかりが妄想気味に膨らんでもおりましたが、

このご時勢ではそうもいかず…。うまくタイミングを見計らって日本国内でのお楽しみに勤しむことも

考えようと算段しておるところです。

 

とまあ、個人的なこととしては大きく環境が変化する新年を目前にしているわけでありますけれど、

それはそれとして、2021年中にはたくさんの方々(というよりご常連の方々)にたびたびの御来訪を賜り、

改めて厚く御礼を申し上げます。

 

ちなみに、予て年賀状を旧年中に投函してしまうという効率主義に違和感を抱いておりました関係から、

このたびは年が明けて落ち着いたところで、まさにその時の気分を乗せて年賀状を認めようかと、

かように考えておりまして、年明け早々は腰を据えて年賀状書きに取り組む所存でございます。

そんなことでもあり、再びこちらに顔を出すまで少々の猶予を頂戴することが予想されますが、

なにとぞお見限りなくよろしくお願い申し上げます。どうぞ皆様、よいお年をお迎えください。