T:今日は、東大和市に来ています。

 

 

A:Tさん、東大和には来たことがありますか?

T:ありますよ!何年前だったかなあ…。そこんところにスケート場があるんですよ。

A;スケート場?

 

 

T:ここ、夏は涼しくっていいんですよね。

A:涼みに来たんですか?!

 

とまあ、すっかり「ブラタモリ」もどきで、ふらふらウォーキングして回ったようすを語り起こすわけですが、

今回は西武拝島線・東大和市駅がスタート&ゴールのひと回りでして。

まずは高架の線路沿いに野火止用水に続くという遊歩道から歩き始めることに。

 

 

最初は水辺の気配もないものの、しばらくすると暗渠に流れる水を持ち上げて作ったと思しきせせらぎが。

後付けとは思ってもなかなか気持ちのいいものでありますねえ。

 

 

しかも、ここではホタルを飼育しておるようでして、5~6月にはホタルの光がちらほらと

このあたりには舞うようでありますよ。

 

 

ところで、このせせらぎが野火止用水の姿であるかと思うとさにあらず。

もそっと進んで行きますと、ようすは一変。玉川上水に似た面持ちをたたえるようになるのですね。

 

 

左手の石碑?には「野火止用水 清流の復元」と書かれてあります。

そも野火止用水は承応四年(1655年)に、時の川越藩主・松平信綱の命により

玉川上水から分水して開かれたそうでして、開削当初のままとは言いませんが、

その頃のようすを偲ぶにはここから先でないと、となりましょうかね。

 

「復元」とありますように、昭和の時代に一度途絶えた水の流れを復活させたそうですが、

ただ、深く掘ってあるものですから水面が見えにくく、気持ちがいいのはやはりせせらぎの方でしょうか。

と、この後ウォーキングのルートは、マップ(今回はクリックすると大きいのが見られます)にありますように

水路沿いを離れて、東大和の街なか歩きとなってまいります。

 

 

コース沿いには、点々とチェックポイントであるかのようにオブジェが置かれてありまして、

そのこと自体は珍しいということもありませんが、それぞれのオブジェが東大和市の伝承などと関わりがある、

そういうありようはちと珍しいのではなかろうかと。

 

ですので、そのあたりは次にまとめて記すとしまして、ここではコースを一気に飛ばして、

ゴールの東大和市駅近くまで進み、住宅地の中に忽然と?姿を現したレストランのお話に。

 

 

「世界の料理 マゼラン」というお店。いくつかの国の旗が飾ってありますなあ。

しかし、世界の料理とはともすると、あちこちのいいとこどりした無国籍料理かとも思うところながら、

そうでもなさろう。要するに、世界のあちこちの料理をそのレシピのままに提供して、

テーブル上で世界旅行の気分になる、てなところでありましょうか。

 

 

そうはいってもランチメニューは限られておりますので、今回は同行者2名と併せ、

ベトナムのフォー、インドのカレー、そして西洋料理の煮込みハンバーグの3品としてシェアすることに。

 

それぞれどれもおいしかったですが、個人的に一番気に入ったのはフォーでした。

これほどたっぷり食べでのあるフォーも珍しい気がしたものです。

 

ついでに食卓の世界旅行という点では、世界各国からのビールも豊富に用意されておりましたよ。

ドイツビールが多かったですが、これまた珍しいところで、ネパールとタヒチのビールをこれもシェア。

 

 

ウォーキングと言いつつ、このところ食べ歩きか?という状況にもなってきてますが、

これもまたひとつのお楽しみということで…。