その昔(?)「天災は忘れたころにやってくる、ああ、フジパップ」なんつうCMがありましたですが、

(どれほどの方の記憶に残っているかはわかりませんけれど、笑)

天災は突然襲い掛かってきますですな。


台風や大雨の到来はある程度予測されていたとしても

それによって生ずる被害が自分を巻き込むのかどうかは予断を許さない。

だからこそ油断してはいけんよ、ということでもありましょうかね。


ただ、「天災は忘れた頃に来る」という警句はもちろんかのCMの専売特許ではなくして、

どうやら寺田寅彦の言葉であるそうな。


…とそれはともかくとして、忘れたころといいますか、突然やってくるのは

天災ばかりではないわけでして、例えば機械の故障とか。

普段、当たり前に使っているものが突如として機能しなくなるといった…。


いつの間にか季節は進んで、温かい風呂につかるのが心地よいころ合いとなっています。

が、昨日、帰宅してみると給湯器に「エラー」メッセージが出っぱなしという事態に。

湯を沸かしてお茶を飲むといった程度ならば、ガスで沸かせばいいのですが、

風呂に入れないわけなのでありますよ。


すぐにも給湯器の会社に電話して見てもらうことにしたものの、

簡単に復旧するものなのかどうかは差し当たり不明でして。


まあ、夏の終わりからこの秋にかけて起こったさまざまな災害で

避難を余儀なくされている方も未だ数多くおられる中では

給湯器が使えないくらいでとやかく言えたものではありませんけれど、

普段当たり前に使っているものが、実は相当にありがたいのだということに

思いをはせる機会でもあろうかと。

これは何も給湯器ばかりの話ではないという想像もできますしね。


はてさて、ざぶんと風呂につかれるのはいつのことになりましょうや…。