先の出張での行先は長崎、福岡でしたですが、
実は土日の仕事の後の二日間がそのまま振替休日であったものですから、
福岡空港からの帰りがけ、ちと寄り道をしようと目論んだのでありますよ。


長崎では辛うじて合間を見計らって長崎歴史文化博物館 を訪ねましたけれど、
福岡の方ではそうした余裕も無かったものですから、
このまま福岡に居残りするかとも瞬時考えはしたのですね。


さりながらだいたいいずこも同じながら、月曜日というのは美術館、博物館はもとより
多くの観光施設が閉館日にしているわけで、ご存知の方も多いことと思います。


そんなことから、取り敢えず福岡からは離れることにして空港に移動。
ですが、目的地へのフライトは数が少なく待ち時間がかなりあったことから、
展望デッキに上がってみたりしたという。


福岡空港国内線ターミナル展望デッキ

どうやら工事中であるのか、たどりつくまでの通路も臨時感まるだしで、
展望デッキ自体もずいぶんと狭い。辛うじて見えたのはこんな具合です。



珍しい飛行機でもなく写真を撮るまでのことはないと思われるかもですが、

羽田や成田ではJAL、ANAがとなりに並ぶという光景はなかなか無いのでありまして。


とまれ、本来はもそっと広く眺めやることが出来て、

さまざまな飛行機を見ることができるのでしょうかね。
福岡空港に発着する機材はこんなにあります的に案内が出ておりましたが…。



それはともかく、今回は福岡から利用するのはスターフライヤーの便。
以前、NHK「チコちゃんに叱られる!」で飛行機の機体塗装は白が圧倒的に多い中、
異彩を放つ?機体として紹介されておりましたなあ。搭乗するのは初めてです。



機材はA320でしたので、往路に長崎まで乗ったJALのB737-800よりも断然いいですね。
個別のシートモニターも付いてますし…って、「スターフライヤーマンって??」。


スターフライヤーマン登場?!

ここでは非常時対応をスターフライヤーマンが案内しておりましたですが、
最近の全日空では歌舞伎役者を案内映像に使ってますね。
こうしたところにも、見せる(見てもらう)工夫をしているということでしょうか。



と、スターフライヤーマンのトランスフォーメーションぶりに見入っているうちに?
やや遅れて飛行機は離陸して上昇を開始、本日の飛行ルートはこんな予定のようです。



が、この四国の北辺を飛ぶルートはやがて徐々に南へと迂回することになったのですなあ。
原因はこの何段にもなった量の多い雲のせいではなかろうかと。



下方にもべったり張り付き、飛行高度近くにももやもやとかたまり、
そしてご丁寧なことに上空をもすっかり覆っているという三段構えの、この状況。
長い時間ではありませんでしたが、実に見事な揺れ方をしたものでありました。



とはいえ、実質1時間あまりのフライトですので、ほどなく無事に到着しました。
ずいぶんときれいな空港ではないかと思いつつ、隣接する鉄道駅へ。
早い時間に着いたのだったら、本当は空港内を見て周りたいところですけれど。



で、この左側の列車に乗り込むわけなのですが、
福岡からいったいどこを目指してきたのかに触れておりませなんだ。



差し当たり到着したのはセントレア、中部国際空港でして、
名古屋鉄道に乗って常滑にまいります。それが福岡帰りの寄り道場所なのでありました。