さてと、四国の東半分を巡った旅も終わり間近となりました。
琴平の町 を訪ねた後、高松空港へ向かうという段取りながら、
金刀比羅宮を端折ったこともあり、もうひとつくらい寄れるのではないかいと。


だからといって高松市内をふらふらできるほどの時間はなく、
地図から探し出したのが国営讃岐まんのう公園なのでありました。
国営というからには、そこらの単なる公園でもなかろうと思ったわけでして。



折しもこの旅の最終日は、今頃…感漂うほどにようやくの好天。
むしろこの広々とした緑地では日除けもなく暑かったですなあ。



何やら龍のキャラクター押しであるようすですが、
公園のお隣にある満濃池(公園の名もここからですね)には
龍神の伝説があることからマスコットとなっているということで。



もっとも、日本最大のため池とも言われる満濃池は弘法大師・空海との関わりが深く、
満濃池の龍も空海に手懐けられていた…てな話が伝わるようでありますよ。



ところで、GW終盤の園内は百花繚乱の様相とも言えましょうか。
決して花には詳しく無いのですけれど、広い園内の部分部分を切り取るとこのような。





ネモフィラ、ルピナス…と、どこででも見られる花でもないようですなあ…と、
ふと気付いてみれば今回の旅では植物との関わりが結構あったなあと思いますですね。
「モネの庭」にも牧野植物園にも寄りましたし。


ではありますが、最終的には花より団子ならぬ、花よりうどんですかね。
最終的に高松空港にたどり着いて、フライトまでの待ち時間、
最後にもう一杯と讃岐うどんを食すことに。



空海と関わり深い満濃池はじめ、香川県はため池大国でもありますね。
それだけため池が必要だということは非常に水が貴重だということでしょう。


そうなると、なかなか稲作には向かないのかな…と思えば、
ああ、それで小麦文化、うどん文化になるのかもしらなあと。
そんなことを考えつつ、羽田行きのフライトに乗り込み、四国の旅は終わるのでありました。

果たしてこの後に、四国の西半周をすることがありましょうかどうでしょうか…。