どうも今年の台風は大きいのがやってきますなあ。

ですが、その通り道次第では影響の大小に地域差が出るわけですけれど、

昨晩関東地方の北を通過していきました台風24号による暴風は

個人的な記憶の中において一、二を争うくらいの荒れ具合ではなかったかなあと。


台風通過はちょうど夜中。

さて寝るかと思えど、外の風雨が騒がしくて寝付けない。

「そうだ!」と思い当たったのが耳栓でありまして、

それを装着することで音に苛まれはしなくなりましたですが、

次いでの入眠阻害要因が揺れだったのでありますよ。


びゅーと大風が吹くたびに住まいががたがたっと揺れる。

地震に擬えれば震度1~2でしょうから、さほどに大騒ぎするほどの揺れではありませんが、

地震であれば(余震が頻繁に起こるような大地震は別として)ほどなくしておさまるものながら、

この大風が住まいを揺さぶるのは断続的に暴風圏が過ぎるまで続くという。

こりゃあ、なかなかにたまらんものです。ま、安普請のせいかもですが…。


とまれ、そうはいってもやがて台風は行き過ぎていささかまどろめば、もう朝で。

となれば、出勤支度をしなくては…と、待てよと思う列車の運行情報。

よもや止まることはあるまいと思っておりましたら、JR東日本のHPで

中央線は見事に「運転見合わせ」との情報が掲載されておったわけで。


ですが、午前4時台の情報ともなれば、

その後に変化はあろうけれど更新が間に合わないのでもあらんかと別のページを見れば、

ざくざくとツイッターへの書き込みが表示されたりしまして、その内容たるや、

「走っている」、「走っていない」、「〇〇駅までなら」、「〇分遅れで」とまちまちばらばら。

返って混乱してしまいそうです。


そんな中の書き込みのひとつで、普段から事故やらなにやらで遅延が多い中央線に

「(いつも頑張ってないんだから)こんなときだからこそ頑張らなくていい」というものが

ありましたですよ。


運転見合わせが長ければ長いほど学校が休みになる可能性が高まることに

期待を寄せてのひと言のようでして、はっきり言って情報として必要な内容ではないですが、

必要と思われる運行状況に関する書き込みがばらばらの内容だった中にあって、

かのひと言がにやっと笑わせてくれるものであったなと。和みの素でもありました。


考えてみれば、情報がたやすく手に入る世の中になったとはいうものの、

その情報の真偽を見定めることの難しさも生じていますですね。

何もこういうときに言うことではないかもしれませんですが、

こういうときだからこそ思いを馳せるということもあるわけで。


台風25号がもしかするとまた次の週末あたりやってくるのかもしれませんけれど、

今回の経験は直近の教訓としてあれこれインプットされたようには思いますですよ。