もはや何十年にもわたるペーパードライバーではありますが、

運転免許の更新に行ってきたのですね。


自動車事故に関してはニュースなどで

高齢の方による運転操作ミスがあちこちで人命にかかわる事態を引き起こしていると

報じたりされていますけれど、なるほど更新手続きにやってくる人たちも

結構なご年齢だったりするのですなあ。


ちょっとした視力検査でひっかかる方々、そしてそも更新手続きの要領が

壁やら床やらいっぱいに矢印と順番の番号で指示されていることに全く気付かないという

注意力の散漫な方々、一概にはいえませんけれど、そろそろ免許を返納された方が

自身にとっても周囲にとっても平穏なのではありませんですかね…。


両親に関していえば父親がわりと運転が好きで、

子供が外で出てからは夫婦ふたりでドライブ旅行などをしている時期もありましたですが、

だんだんと運転が怪しくなってきたという母親の苦言を(渋々?)受け入れて免許を返納、

今も無事に生きているという状況でしょうか。


いたしかたの無いことながら、車を手放すということは

それだけ行動の範囲がぐぐっと小さくなってしまうようですな。

もちろん列車などの公共交通機関を使えば、どこへも旅行は可能ですけれど、

昨今便利になったといわれる予約方法などももっぱらネットを通じてのこととなれば

ダニエル・ブレイク ではありませんですが、そうしたPC弱者、ネット弱者という方々も

いるわけで。


…というところで何の話かと申しますれば、

父親が先日受けた手術の、その状況を見る検査の結果を病院に聞きに行くので、

母親から付き添って話を聞いてきてほしい求められたことから、

週末は両親のところへ出かけてまいりますということでして。


先日の手術に臨んだ際のようなとんちんかんなことが無いようにと心配しているようですが、

まあ、それはそれとして、都営バスの老人パスを使いこなして動き回るのが関の山の両親と

「夏にはどっか行こうかね?」という話をしてこようと思うのですよ。

こないだの土産として出雲そばなど持参かたがた。


ですので、この週末もまたちとお休みを頂戴いたします。