いやあ、冷え込んだ朝でしたなあ。

布団から唯一はみ出している顔の部分がすっかり冷え切っておりましたですよ。

そんなときに「今日はいい風呂の日」と知れば、「そうかあ…」と。


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基本的に入浴は「カラスの行水」タイプだったりしますが、

この季節になりますとお湯の温みから離れがたい気がしますね。

家の風呂もいいですが、温泉で温まるのはしばしの至福でもあろうかと…って、

ついこないだ石和温泉につかってきたばかりですけれど。


ところで11月26日、「1126」で「いいふろ」なわけですけれど、

個人的には「4126」(よいふろ)という数字の方がお馴染みといいましょうか。


最近ではちいとも見かけませんので、若者たちは知らないかもしれないCMソング。

♪伊東に行くならハトヤ 電話はヨイフロ 4126 4126

 はっきりきめた ハトヤに決めた…というあれでありますよ。

このCMソングはなんでも野坂昭如作詞、いずみたく作曲だといいますから、

なんとなく「ほお~」と思ってしまいますなあ。


こうしたTV-CMを流したりする旅館・ホテルはだいたい巨大な風呂を要しているとか、

レジャー施設が併設されているとかであったような。

そのような施設を思い浮かべたときにまたまた思い出すのは

「船橋ヘルスセンター」なのでありまして。こちらもCMソングが耳馴染みでもあり。


今は「ららぽーと」になっている場所には、もちろんいい風呂の話題にふさわしく温泉があり、

よくこれほど詰め込んだと思われる数々のアトラクション(ぜひWikiでご覧ください)があって

それこそ子供から大人までの総合レジャー施設だったわけですが、

こちらも石和温泉ではありませんが、高度経済成長の終焉とライフスタイルの多様化から

大型ショッピングモールに取って代わられてしまったわけで…。


確かにひと頃は「温泉なんて年寄りの行くところ」的な印象があったやに思いますが、

人々の受け止め方がどうめぐりめぐったのか、今では全くそんな印象はない。

むしろ、日帰り温浴施設(これこそ、かつてならお年寄り専用と思うところですが)が

あちらこちらにあって賑わいを見せている中では、今でこそ「船橋ヘルスセンター」には

活躍の場があったのではと思ってしまうところです。


ですから、そのうちに「ららぽーと」に温浴施設が出来て、

船橋ヘルスセンターふたたびの方向に向かったりするのもありかもと思ったものの、

どうやら船橋ヘルスセンターの閉館は娯楽の多様化だけでなくて、

京葉の海岸地区らしく地盤沈下の関係で温泉をくみ上げられなくなったからとも。

それでは無理ですな…。


と、やたらに船橋ヘルスセンターを懐かしんでしまいましたが、

その実「いい風呂」ということに立ち返ってみますと、あんまりがちゃがちゃしていない、

つまりは余計な娯楽施設のない(せいぜい卓球くらいでしょうか…笑)の温泉宿の方が

のんびりと、しみじみとするものだと思っておりますよ。


先日の石和の宿(同行者のチョイスでしたが)には何とまあ、

大衆演劇の舞台までがあったりしたものですから。

興味本位に空いてたら見てみるかと思ってましたら、

「大入り満員」、木戸締め切り、中を覗くことはできませんでした…(笑)。


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