いささか仕事でばたばたさせられておるものですから、

今日のところは安直に「今日は何の日?」というお題に頼ろうかと思ったですが、

7月22日は「ONE PIECEの日」であると。こりゃあ、だめだ…(笑)。


おそらくは大した人気であり、知名度のマンガなのでありましょう、

何しろ歌舞伎でまで作られるくらいですものねえ。

ですが、個人的には全く読んだこと、近寄ったことがないもので、

やむなく「それ以外に何かの記念日だったりしないの?」と検索してみれば、

どうやら7月22日は「下駄の日」でもあると。


「22」の方は「雪の朝 二の字二の字の 下駄あと」というくらいで、

下駄とのつながりは想像できるところながら、はて7月とは?


これは、男物の下駄の寸法が七寸七分、女物の下駄は七寸二分と

寸法を表すのによく「7」が使われるからというのですが、

はてどの程度の馴染みがありましょうや。

この日を決めた全国木製はきもの業組合連合会の苦肉の策でもあろうかと。


ところで、もしかすると今でも下駄箱(と、言葉は生きてますな)の奥にあるかもですが、

下駄は好きでよく履いておりましたですなあ。

しばし素足でカラコロ転がしてきたあとに、家に帰って踏む畳の感触がなんともいい。


そういえば、うっかり?大学にも履いていってしまったことがありますが、

授業をやっている時間中に校舎内を移動するには実に不向きな履物でした。

と、そのくらい想像しろよというレベルの話ですが。


昔のバンカラ学生ならいざしらず、昭和もおしまいに近づいていく頃には

街なかでもあまり見かけられなくなっていた下駄を履いて電車に乗り、

大学にまで行ったとは我ながら無頓着の極みでありました。


ただ、この下駄好きにはちょっとしたDNAが関係しているといいましょうか。

母親が下駄職人の家の出でありまして、それこそ昭和初期くらいまでは

大層羽振りのいい生家であったようなのでありますよ。

その後の斜陽はあえて語るまでもないと思いますが…。


…と、ちと立て込み気味の中での思い出話、今日はこのくらいでご容赦を。


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