何やら大きな包みが届いて、

「なんね?」と思ったところがどうやら時季的に今では珍しくなった「お中元」でもあろうかと。


とはいえ、送り主は母親でありましたから、「お中元」には当たらぬのかも。

添えてあったメッセージには、先日来、父親の入院騒ぎ(?)に付き添ったりした礼が

認めてありました。親子でなんとよそよそしい…(笑)。


で、送られてきたものはといいますれば、さすがに親子でツボを押さえておるといいますか、

「世界のビール詰め合わせ」というものでありましたですよ。

中にはよく見かけるものもある一方で、初めてお目に掛かったというものもあり、

9種類×2本で18本のセット、差し当たり中身をご披露申し上げようかと。


ヨーロッパ発のビール3種


まずはヨーロッパからの3種。

左はドイツはブレーメンに本社のある「Beck's」ですが、

何でもドイツ・ビールでは輸出量第一位ということで、

どこでも見られますので目新しさはないですな。


お隣はチェコからやってきた「ブデヨヴィツキ」、

略して「ブドバー」とか「バドバー」とか言われると聴くと

(特に後者からは)アメリカの超有名ビール「バドワイザー」とのつながりが偲ばれるというもの。

やはりビールで有名なチェコの地名に肖って、名付けられたようでありますよ。


右側はハンガリー・ビールの「ドレハー」。

チェコとハンガリーという東欧発のビールは飲んだことがありませんですなあ。


東南アジア発のビール3種①


続いては東南アジアからの3種。

左はシンガポール発の「タイガー」、まん中はタイ発の「シンハ」で、

かつて東南アジアには毎年のように行ってい時期があり、

いずれもビーチの涼風に吹かれながら、よく飲みましたけれど、

久しぶりの虎vs.獅子の戦い(飲み比べ)はどちらに軍配があがりましょうや。


右側はインドネシア発の「ビンタン・ビール」ですが、

「Bintang」はインドネシア語(マレー語)で「星」の意。

マレーシアのクアラ・ルンプールにある「Bukit Bintang(ブキッ・ビンタン)」という地名は

日本語にしてみれば「星が丘」とでもなりましょうか。余談ですが。


東南アジア発のビール3種②


そして、もそっと日本に近づいた東南アジアからの3種。

左は未だ一度も訪ねたことのないヴェトナム発の「333」。

海外の免税店では「555」というタバコを見かけますが、全く関係ないようです(笑)。


まん中はフィリピン発の「サン・ミグ・ライト」、「サン・ミゲル」のファミリーですな。

右側は文字どおりの「マカオ・ビール」で、ラベルにはセント・ポール天主堂跡が描かれてますね。


と、ここまでが「世界のビール詰め合わせ」でありますが、

そうこうするうちにまた別のビールが到着しました。

キリン一番搾りのキャンペーンで応募シールを集めれば誰でももらえるので、

さほどのレアものではないかもですが、飲む側にとっては一期一会なのではないかと。


キリン一番搾りの工場別3種


キリンビールの北海道工場、仙台工場、取手工場で造られた限定の一番搾り。

さてはて、味の違いはどの程度感じとれましょうや。


この鬱陶しいシーズンからしてすでにビールがうまい季節でもあろうかと。

さような時季に飲み比べるビールの数々。いやあ、楽しみですなあ。