こんにちは。
前回記事は移動中のキョロロの声を聞き「今年こそ丹沢で!」と鼻息を荒くした、といった内容でした。
今回はホイホイとキョロロを合わせて探しに行ったという内容なんですがはたして。。。
5/23
朝からここ数年サンコウチョウがやってきている丹沢の林道へ向かいました。
が、声がしない。。。
30分ぐらい待ったのですが気配がないので移動。
もう一か所のポイントへ向かうも。。。
やはり声がしない。
こちらでも数十分待ちました。
いずれもカメラマンのほぼいない場所なので情報もなくたった数十分で飛来の有無を判断できるものではないのですが、いるかいないかわからない鳥を待ち続けるのは私には苦行荒行の類でしかないのでこの日はあきらめることに。
また来ることとしましょう。
というわけでこの日メインディッシュ、キョロロを探しに別の丹沢の林道「キョロロ林道」へ移動しました。
しばらく歩くと、
キョロロロロ~
キョロロロロ~
と2羽の鳴きかわしが遠くから聞こえてきました。
「今年も来ている!」
と興奮します。
結構な広範囲を飛び回っているようなのである程度視界が開けたところで待つこととします。
が、声は近づいたり遠ざかったりするものの姿が見える位置にはやって来ません。
少し歩いてい見ることに。
ソウシチョウです。
私が行動する様々なエリアにおいて絶対以前より個体数増えている!!!
クロツグミのメスが歩く先に。
今は繁殖期なので忙しそうな個体が多いです。
求愛の時期が終わるとオオルリもさえずり方が変わってきます。
この時期なるとオス、メスの鳴き方が似てきます。
オスがメスに求愛するさえずりとは違い、下がり調子でやや大人しめで短いフレーズになるんですよね。
こちらも忙しそうではっきりいってお邪魔虫な私。。。
結局キョロロには出会えず元の場所で待つことに。
じっとしていたら、
目の前の木にクロツグミがひょんと飛び乗りました。
そして地面に降り、
ぴょんぴょんと遠ざかっていきました。
今までで一番近かったです。
クロツグミは難敵なのでうれしい瞬間でした。
しかしながらキョロロは待てどもやって来ないのでまたまた歩くことに。
ちょっと歩くとそう、目の前、10メートルもないぐらいの地面から大きな鳥が飛び立ちました。
それは念願のキョロロ、アカショウビン。
はっきりと胸のクリーム色まで見えました。
林道上まで出てくることもあるんですね。
もちろん撮ることは出来ず。
撮れなかったショックと目の前で見られたうれしさと驚きでなんだか「今日はいいかな。」という気持ちになりました。
というわけでこの日の散策は終了。
翌日5/24
とりあえず年に一回はホイホイを撮りたい!というわけで朝一で八王子の有名公園へ。
6時前に到着するも何と駐車場は9時だったかにならないとオープンしないよう。
路駐して撮影に向かう強者(と書いてじいさんと読む)どももいましたがホイホイって別に朝でなくても撮れんるんですよね。
というわけでまた前日に引き続き丹沢のキョロロ林道へ向かいました。
やはり
キョロロロロロ~
キョロロロロロ~
と声が聞こえます。
この日も視界が比較的開けている(この比較的、ってのがポイントで彼らが好む環境だけあって基本暗くて鬱蒼としている)場所を中心にまわってみることに。
が、二度ほど遠方を飛んでいる姿を見ただけで撮影には至らず。
ちょっと難易度高すぎです。
数時間がんばりましたがあきらめることに。
でも姿を見られるようになってきたので少し撮影まで近づいたかな?
八王子の公園に戻り、
あ、いた。
でも有名ポイントですとちょっと感動ないよね。
こりゃずいぶんと尾羽の長い個体です。
これだけ撮れれば十分なので到着してすぐでしたがもう一か所、自力で見つけたいので移動します。
こんどは高尾(裏)です。
今年は来ているでしょうか。。。
ホイホイホイホイ♪
ホイホイホイホイ♪♪♪
キテイル!
が、飛び回っているらしくなかなか姿を確認できません。
いまだ求愛中オオルリなんぞを撮って主役の到着を待ちます。
が、遠くにちらちら見えるのがやっと。
それでも日没まで粘ることに。
クロツグミってなんですごい離れているのに逃げるんでしょう。。。
ここで、
チチチチチチ。。。
チリリリリリリ。。。
と聞いたことがある声。
???
なんだっけ。
あ、キバシリ!
幼鳥です。
ということはここで繁殖しているということ。
高尾山麓、標高200メートル付近でもキバシリって繁殖するんですね。
これには驚きました。
結局サンコウチョウは撮れませんでしたがこの場所でキバシリと出会えた新しい発見がうれしい一日となりました。
さて、今回の散策の話はここまでなんですがなんだか機材の調子が悪いんです。
4/26に富士山の六合目で撮った写真からおかしくなりました。
撮影したものの多くがぶれており何だか滲んでしまっています。
数10枚に1枚もまともに撮れていません。
飛びものに至っては悲惨。
ツミ、チョウゲンボウ、ハヤブサと日にちを変えて機材テストを試みましたが全滅です。
空抜けさえぼっけぼけです。
1か月以上にわたって首をかしげながら使い続けてきましたが(夏鳥のトップシーズンなので)結局数日前レンズを入院させました。
多分VR(手振れ補正)が効かなくなっているんだと思います。
記事にはしていない鳥撮りの内容はいくつもありますので(この記事の散策よりも前のものも)おいおい紹介していくかもしれませんが、もしかしたらブログはしばらくお休みにするかもしれません。
(キョロロ撮ったら記事にします!(`・ω・´))
レンズが戻ってきたら新しいカメラを買いたい!っとも思っていますがどうしようかな、って悩んでもいます。
こんな時間が楽しいんですけどね!
それではみなさまも楽しい野鳥ライフを!
ではでは。