こんにちは。
3月下旬に北海道まで遠征してきました。
北海道は何度も行ったことがあるのですが鳥撮りを目的としていくのは初めてです。
あとはもちろんグルメです。
初めてということで今回は無難に?札幌を中心に行動することとしました。
羽田を夜の便で出発し札幌で3泊します。
新千歳空港からはレンタカーを借ります。
ちなみに3泊4日でプリウス保険込みで¥15,000(税込)
価格破壊です!
出発の日は暴風でフライトが遅れ札幌のホテルに着いたのは午前1時前でした。
というわけで一日目はゆっくりホテルの朝食を楽しんでから鳥撮りへ出発することとしました。
ホテルの朝食はバイキング形式なのですが北海道産の食材を使用し北海道のグルメが全て楽しめるような感じでした。
テンションMAX!
まずは海鮮イクラ丼を作ってみました。
(盛るだけです)
イクラはとてもおいしかったのですが貧乏根性が出たため少し盛りすぎてしょっぱくなってしまいました。
カニは面倒なので遠慮しました。
次は札幌名物スープカレーを。
う。。。む、な感じでした。
味噌ラーメンにザンギ(鶏のから揚げ)をのせて。
う・・・む
う・・・む
な感じでした。
ザンギはおいしかったのですが味噌ラーメンは専門店で食べる必要がありそうです!(`・ω・´)
帯広名物の豚丼を作ってみました。
生卵ととろろをトッピングするアレンジ。
これはうまかった!
お肉やわらか~い^^
生ハムやチーズも北海道のものを使用しておりとてもおいしかったです。
その他ジンギスカン(苦手)やらなんやらありましたがこのあと歩く予定なので腹八分でやめておきました。
さて、この日向かった先は、
道南に位置するウトナイ湖です。
ここはこの時期本州で越冬したハクチョウやガン類が北帰行の途中で休息する有名な場所です。
今までにガン類は関東で数羽をパラパラとしか見たことがなかったので、ねぐら入りまで粘って何千何万という鳥たちが舞うその壮観な姿を期待してきました。
到着はお昼前でしたので、もうほとんどのハクチョウやガン類は湖から離れ周辺の餌場に行ったものだと予想していましたが、
氷結した湖上でくつろぐハクチョウたちや、
あふれるほどいるガン類が残っていました。
ハクチョウたちは次々と餌場へ向かって飛び立っていきます。
ガン類はこのようにきれいに編隊を組んで飛んでいく群れもあれば、
こんな風にカラスのようにてんでばらばらに飛ぶものいます。
ヒシクイが多く見られました。
これは黒い三連星。
マガン(ダム)です。
頭の上をひっきりなしにヒシクイやらハクチョウが飛んでいくので結構お腹いっぱいになりました。
絶えず聞こえる大きな鳴き声も初めての経験。
ねぐら入りはもう見なくてもいいかな。
せっかくですから多く集まっているガン類の中からコクガンやらシジュカラガンなどを探すのもよいのでしょうが、検品作業みたいなのが苦手なので周辺の森を歩くことにしました。
マヒワがいました。
北海道では当たり前にいそうですが、私にとっては嬉しい出会いです。
しかし歩けど歩けど鳥の姿がない。
もう多くの冬鳥が去った端境期のよう。
しばらく歩くと奇妙奇天烈な鳴き声が。
「ハシブトガラだな?」と予想して見てみると、
どうやらその通りのようです。
よく関東エリアで見るコガラと酷似していますが鳴き声が全く違いました。
一応見た目の違いも旅行前に学習していましたが、なかなか現地での見分けは難しいですね。
頭の光沢であったり尾羽の形、嘴の形状他総合的に判断してハシブトガラで間違いなさそうです。
本州では見られない種なのでうれしい出会い。
この日ここで期待していたオオワシやオジロワシを見ることは叶いませんでしたが、このあとはウトナイ湖から移動し少し山間部を歩いてみました。
林道脇に流れる川にはカワアイサが。
ミソサザイもすでに春を感じてか小さな声でさえずっていました。
オオアカゲラ(エゾオオアカゲラ)
アカゲラ(エゾアカゲラ)
キツツキは北海道ならではのヤマゲラ、クマゲラあたりを期待しているのですがこれはなかなか。。。
ジュリジュリジュリ!
ジュリジュリジュリ!
この声は。。。
エナガです。
そう、北海道のエナガといえば大人気の「シマエナガ」です。
いた!
ぬいぐるみのようにふわふっわ。
冬羽で美白自慢!ってところでしょう。
これは反則級のかわいさです。
素早い動きなのでたくさんは撮れませんでしたが十分十分。
エゾジカがたくさんいました。
辺り一帯はかなり木の皮を食べられてしまっており心配ですね。
森の奥から視線を感じます。。。
キタキツネだ!
動物との出会いも期待していたので実はこの旅で一番うれしかった瞬間だったかもしれません。
夕方になりこの日の散策は終了。
夜はすすき野でかみさんと飲み明かしました。
この日訪れたのは北海道の食材を使ったスペイン料理を自慢にしているお店。
いろいろ食べた後の最後のシメは、
魚介のパエリア。
何年だか連続でなんらかのパエリアの大会で優勝してきたお店だそう。
しか~し、
米が生っぽくてかなり残念な感じでした。。。
本場のパエリアってそんなものなのでしょうか。
結構色々な店で食べてきたけどなあ。。。
というわけで2日目編に続きます。