緊急事態宣言の延長… | KMMのブログ

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人口700人程の村にある僻地診療所での勤務が終わり、現在は大学病院で勤務しています。
診療を通じてたことや、個人的に気になったことなど適宜書いていこうと思います。

お訪ねいただきありがとうございます。


3月までは僻地診療所でのんびり医療していましたが、4月から久しぶりの大学病院勤務となってしまいました。

忙しかったりでブログをあまり書けていませんが、またボチボチ書いていこうと思います。

とはいえ、僻地診療所から大学病院への異動なんで、差が激しすぎて頭がこんがらがりますね笑

やってる医療は本当真逆です。

高血圧や風邪薬の処方から、いきなり免疫グロブリン大量療法や血漿交換に代わるんですからねー( ̄∀ ̄)

早く慣れてかないと、とは思います。

話は変わりますがら緊急事態宣言が延長されましたね( ̄▽ ̄)

現状を考えると、まあ当然かなぁとは思いますが、ただ出口のない戦いをしてる感じがしんどいですね。


専門家会議代表の尾身茂先生、母校自治医大の大先輩ですが毎日のようにテレビでお顔を拝見します。

学生の時は講義等でちょこちょこお会いする機会があったので、なんだか懐かしいです。

国民の新型コロナに対する不安や苛立ちの矢面に立たされて、きっと大変だろうなぁとは思います。

私のいる県は新型コロナが流行している県ではありませんが、医療の現場ではその影響がやはり出ています。

同僚の医師が肺炎の患者を対応した際、新型コロナの可能性が否定出来ないなら、看護師は手伝えないみたいなことを言われ、医師一人でCT室に連れて行くとか、入院させる病棟を探すとかの対応をした、みたいなケースもありました。

酷い話だなぁとは思いましたが、大学病院でもこんな感じです。

神戸市立医療センターのような日本有数の大病院でも、院内でクラスターが発生し、医療従事者の多くの方が感染してしまうのだから、うちの病院でも一歩対応を間違えたら、院内感染が広まってしまう、みたいなことがあってもおかしくないだろうなぁとは日々思ってます。

とにかく早く収束して欲しい、それを祈るばかりです。

ではでは