お訪ねいただきありがとうございます。
私は自治医科大学を卒業し、現在人口700人ほどの村にある診療所で、村唯一の医師として勤務しています。
m3.comでの調査で、「国試対策に力を入れている大学ランキング」というアンケートがなされていました。
以下その結果です。
(今回は上位27校だけ載せています。)
ちなみに全国平均は11%と低水準で、上位にランクインした一部の大学をのぞき、多くの大学では「医師国家試験対策は学生の自主性に任せている」ことが推察される結果でありました。
母校の自治医科大学がダントツで1位ですね(笑)
まあこの調査に関しては当然の結果かなぁーというのが正直な印象です。
ちなみに当てはまると答えた医師の割合が0%という医学部も5校あり、その5校の中には旧帝大が2つも入っていました。
「医師国家試験対策なんてそこまで大切じゃないでしょう」
や
「9割受かる試験なんだし、学生に勝手にやらせとけばいいでしょ」
そんな風に考えている医者、医学生が多いように思います。
特に旧帝大のような偏差値が高い医学部ではその傾向がより強い、そんな話もよく聞きます。
ただ、医師国家試験に合格しなきゃスタートすら踏み出せないのもまた事実で。
医学部に入るためなら、あれほど色々対策立てて頑張るのに、どうして医者になるための最終試験である医師国家試験対策がこれほど軽視されるんだろうか?
という疑問はいつも感じてしまいます。
だって全国平均11%ですよ(笑)
びっくりするくらいの低水準です。
でも医者として働いていると、何故これほどまでに医師国家試験対策に力を入れて取り組まない、というよりむしろ取り組めないのか、その理由について感じることが幾つかあります。
長くなりそうなので、私が思う理由に関しては次回のブログで書いていこうと思います。
今回はこの辺で。
ではでは
