お訪ねいただきありがとうございます。
私は自治医科大学を卒業し、現在人口700人ほどの村にある診療所で、村唯一の医師として勤務しています。
ある医療系サイトで、医者を対象にした高校生時代の得意科目に関するアンケートがありました。
以下結果です。
やはり圧倒的に数学が多いですね。
2位の英語に二倍以上の差をつけています。
私も数学が圧倒的に得意でした。
数学で合格を勝ち取ってきたと言っても過言ではないと思います。
数学は一問の配点が圧倒的に大きいですからね。
「数学が得意であることが、中学受験でも大学受験でも優位にたてる一番の条件である」
というのは、私の経験から言っても感じるところです。
ただ医学部に入ってから数学の知識や能力が必要とされる瞬間があるかというと、はっきり言って全くないです笑
これが悲しいところで。
医学部に入るために武器にしてきたものが、医学部に入って以降は全く武器にならないのです。
私の個人的な感想ですが、中学受験の時に勉強した社会と、医学部での勉強が、やり方という点で言うと一番近いような気がします。
(大学受験での社会は、センター試験でしか必要とされなかったこともあり、あんまり勉強しなかったので、ちょっと比較対象にはならないです)
純粋な暗記である点、他の物事と関連付けしながら記憶を定着させていく点で、一番近い能力かなって今になると感じます。
なので社会の勉強が得意だったという方は医学部の暗記ももしかしたらそこまで抵抗なくいけるかもしれません。
ちなみに私は物理、化学選択だったので、生物に関しては詳しいことはわかりませんが、医学に一番直結する分野とは思うので、生物が得意な方も有利ってのはあるかもしれませんね。
ではでは
