私は自治医科大学を卒業して、現在は人口700人程の村の診療所で勤務しています。
私は中学受験をし、偏差値70以上(みんなの中学情報というサイトで調べました)の中高一貫校に行き、自治医科大学にその後進学しました。
本日は中学受験、そして中高一貫校について完全に私の個人的な見解ではありますが書いていこうと思います。(僻地医療と関係ないやんという突っ込みが聞こえてきそうですが、そこは広い心で見てください笑。)
まず私は中学受験をした訳ですが、中学受験をしてよかったと思っています。
私の行っていた中学、高校の授業が特別良かったとかそんなことは思いませんでしたし、わりと自由な校風で、勉強を強要されるような学校では全くありませんでした。
では何がよかったのか?
それは周りに、自分から見て天才だなぁ、こいつには敵わないなぁと思える方が多かったがこと、ここに尽きるかと思います。
私が1番仲良かった友達とのエピソードですが、私は医学部を、友達は京都大学法学部を目指していました。私も友達もずっと部活一筋で高校3年生までほとんど勉強もせず、7月に受けた全国模試では、お互いE判定でした、しかし、8月末に受けた全国模試では友達はB判定になり、11月の模試では上位優秀者として名前が載ってました。
その後、センター試験も9割以上とり、そのまま余裕で京都大学法学部に合格されました。
僕は大して成績も伸びず結局一浪して自治医大に入ったのですが、友達をみていて、どうしたら7月E判定で、最後そこまで成績が伸びるんだろと思ってました。
僕から見ても、あんまり友達が勉強している印象はなく、息抜きに一緒にラーメン屋に行こうだの、ちょっとトランプのポーカーしようだの、そんな思い出しか蘇りません笑
E判定の時も「まあ何とかなるやろー」みたいな感じで、焦りなど微塵も感じませんでした。
普段は本当しょうもないことで盛り上がって、賢さを感じさせるような瞬間は全くなかったのですが、その時ばかりは、「実はこいつ天才だったんだなー」と強く感じました。
ただそういう人間が数多く周りにいる環境というのは恵まれてたんだなあと思います。
特に高校3年生の時は、周りからかなり刺激を受けました。自分だけそこまで成績が伸びていないという焦りも感じましたが、ただ世の中こういった天才が数多くいるということを実感できただけでも、浪人生の時に頑張れる意欲になったような気がします。
母校の自治医科大学は、以前のブログ(自治医科大学の学生生活 Part2 自治医大の学生の特徴)でも書きましたが、本当に真面目な方(特に女子)が多く、高校の同級生が醸しだす雰囲気との違いに、最初衝撃を受けたのを覚えています。
今日のところはこの辺で。次回は中学受験を中心に書いていこうと思います。
ではでは